「こんな奴が書いた告発文書なんて…」元県民局長のプライベートな情報、なぜ漏えい?県関係者が新証言【報道特集】
この投稿をみて、ポスターについて立花氏側に問い合わせた男性は… 『チームさいとう』に参加していた男性 「今回立花さんが来ていただいて助かっているのでポスターを貼らせて下さいと、自分の名前・電話番号・住所を送りました」 すると立花氏の事務所から返信があり、二日後、自宅にポスターが届いたという。 『チームさいとう』に参加していた男性 「僕は10枚貰いました。9枚貼って、1枚は友人が欲しいというので残している」 ――斎藤候補の支持者として、『チームさいとう』というチャットに入られていたわけですけれども、どういう気持ちでこれを張っていたんですか? 『チームさいとう』に参加していた男性 「本当のことを真相を知ってもらえれば、稲村さんではなく斎藤さんに入れることになるという予想がつくというか。正直、僕らが何とかしないといけない、という気持ちが強かったですね。斎藤さんがダメになってしまったら、兵庫県がダメになってしまう。それで正しい情報を拡散して、斎藤さんを当選させようっていうところですね」 ■「物的証拠はない」拡散された元県民局長の“ウワサ話” しかし、ポスターの中身は、根拠のないものだった。 元県民局長が10名以上の県職員と不適切な関係を結んでおり、不同意性交等罪が発覚することを恐れて自殺したと思われる、という文言。 知事選のあと、ちだい氏が問いただしたところ、立花氏はこう答えた。 ――物的証拠がある? 立花孝志氏「物的証拠っていうのはなんや」 ――なんかパソコン上に証拠があることを目視してるとか 立花孝志氏「目視はしてない。複数の人から聞いているって」 ――だから聞いた話があるってことですね 立花孝志氏「そうそう。複数の人から聞いたと」 ――複数の人から聞いたということですね 立花孝志氏「はい」 ――それが証拠だってことですね 立花孝志氏「もちろん、はい」 選挙ウォッチャー ちだい氏 「『どういう証拠なんですか』っていう押し問答というか、やっていくと、最終的には聞いただけだったっていう話なんです。だから、物的な何か証拠があるわけではなくて、ただ聞いた話をそのまま言っちゃった。だからほとんど噂話なんですね」