阪神・藤川球児監督、来春の沖縄・宜野座キャンプに糸井嘉男SAを臨時コーチで招へい
今季はセ・リーグ3位の485得点で、同トップで18年ぶりに優勝した昨季の555得点から大きく減った。V奪回への鍵の一つとなる攻撃力アップへ、藤川虎に新たなメソッドを加える。(新里公章)
★赤星氏には走塁面強化、サンズ氏には異国での経験談を期待
糸井SAに加え、5度の盗塁王に輝いた赤星氏も3年連続で臨時コーチを務める。「走塁の部分で磨いておきたいところがチームとしてもある。特に若い選手たちの糧になればいい」と話した。また今季まで駐米スカウトを務め、2020、21年の在籍2年間で39本塁打を放ったサンズ氏も招へい。「(米国、日本、韓国の)3カ国でプレーした選手の話を聞くというのが必要かなと思ってお願いしました」と説明した。
★元阪神・ナバーロ氏が駐米スカウトに就任
阪神に在籍したエフレン・ナバーロ氏(38)が来季から駐米スカウトを務めることが2日、わかった。2018年に加入し、2年間で通算81試合に出場して3本塁打。メキシコ代表として13、17年のWBCや21年の東京五輪に出場した。19年以来、5年ぶりの復帰で虎を支える優良助っ人発掘に尽力する。駐米スカウトを務めていたサンズ氏は今季限りで退任する。