「麻雀」に”スゴい異変”、じつは「小学校教育」「ビジネス」「介護」で”めちゃ活用”されている「意外すぎるワケ」…!
麻雀は、かつては「ギャンブル性も楽しむゲーム」として、昭和・平成を通じて巷では多くのサラリーマンや学生などにも幅広く人気があったが、一部ダークなイメージもぬぐえなかった。しかしこの10年ほどで、麻雀を取り巻く環境は「こんなにも変わるのか!」と驚くほど、急激な変化を見せている。「Mリーグ公式ルール」に完全準拠した初心者向け麻雀入門『Mリーグルールですぐできる麻雀入門』を編集した、麻雀歴30年を超える「古参の麻雀ファン」の1人である著者が、そんな麻雀を巡る「大きな変化」の“意外な中身”に迫る――。 【画像】将棋&麻雀「二刀流のプロ」鈴木大介が明かす、「知られざる壮絶半生」…!
もう一つの「甲子園」…!? 2025年夏、「全国高等学校麻雀選手権大会」開幕
麻雀歴だけは長い「古参の麻雀ファン」の1人として、ここ数年の麻雀界隈の激変ぶりには目を見張るものがある。 12月3日、X(旧ツイッター)を眺めていたら、驚きの情報が流れてきた。朝日新聞社主催で「全国高等学校麻雀選手権大会」が開催されるという。公式サイトを確認すると、以下のような文言で紹介されている。 「2025年夏の創設を目指し、その準備として、2025年1月に東京・大阪でプレ大会を開き、参加チーム(2人1組)を募集します」(全国高等学校麻雀選手権大会公式サイトより引用) プレ大会は2025年1月、麻雀アプリ「セガNET麻雀MJ」および「麻雀格闘倶楽部Sp」を活用して行われるとのこと。参加資格は日本国内の高校生、高専生(1~3年)、中等教育学校生(4~6年)、特別支援学校の高等部の生徒、高校と同等のインターナショナルスクールの生徒。同じ学校の2人1組でチームを作り、応募する形だ。 麻雀は地方や個々の雀荘などにより細部のルールが異なることが多いが、この大会のルールは現在、ABEMAにて毎日のように配信されている麻雀のプロリーグ「Mリーグ」のルールが採用されている。 「麻雀は、卓を囲む4人の信頼関係が大切な競技でもあります。本大会は、対局を通じて多くの同世代がつながり、コミュニケーション力やフェアプレーの精神を培う教育活動の一環として行います」(全国高等学校麻雀選手権大会公式サイトより引用) どのような大会運営が行われるのかは現時点では不明だが、創設予定時期が夏ということもあり、まさに「夏の甲子園」に匹敵するほどの盛り上がりを見せてくれるのでは、とイチ麻雀ファンとして期待している(※2015年より「学生麻雀甲子園」という大会も開催されているが、こちらの参加資格は18歳以上(高校生不可)で、おもに大学生を対象にした大会になっている)。