“天王山”控えるレヴァークーゼンとバイエルン…かつて両クラブでプレーした11人の名選手を紹介!
■CB:ルシオ
レヴァークーゼン:2001~2004 バイエルン:2004~2009 強靭な肉体でゴールに鍵をかけた元ブラジル代表DFルシオも両クラブで活躍した。2001-02シーズンには鉄壁の守備でレヴァークーゼンの躍進に貢献。チャンピオンズリーグ(CL)では決勝まで勝ち上がった。ビッグイヤーをかけたレアル・マドリード戦では、見事なヘディングシュートで同点弾をマークしたが、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンの伝説的ボレーシュートの前に涙を飲んだ。同シーズンのレヴァークーゼンはリーグ戦で2位、DFBポカールでも準優勝となり、3つの栄冠を逃して「ネヴァークーゼン」と揶揄された。 なお、2004年に加入したバイエルンでは公式戦218試合に出場。その後はインテルやサンパウロ、パルメイラスなどでプレーした。
■MF:エムレ・ジャン
バイエルン:2009~2013 レヴァークーゼン:2013~2014 バイエルンでプロキャリアをスタートさせたドイツ代表MFエムレ・ジャンは、トップチームで主力に定着することができず、出場機会を求めて19歳にしてレヴァークーゼンに移籍した。すると1年目から中盤の底の定位置を確保して公式戦通算39試合に出場。翌年にはリヴァプールに引き抜かれることとなった。その後はユヴェントスを経て、現在はドルトムントで活躍している。
■MF:アルトゥーロ・ビダル
レヴァークーゼン:2007~2011 バイエルン:2015~2018 無尽蔵のスタミナで戦い続けるチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルも両クラブを知る選手だ。母国の名門コロコロで活躍していた同選手は、20歳の時にレヴァークーゼンでヨーロッパデビューを果たす。2007年のU-20ワールドカップでチリを3位に導いた才能に確信を持ち、500万ユーロ(約8億円)で獲得したのだ。するとビダルはすぐさま結果を残し、4シーズンで公式戦通算144試合に出場し21ゴールをマーク。ビッグクラブの注目の的となると、バイエルンからの関心も報じられた中でユヴェントスへの移籍を決断。それでも、4年後の2015年に移籍金3700万ユーロ(約60億円)でバイエルンへ加入し、合計3度のリーグ優勝に貢献した。