“天王山”控えるレヴァークーゼンとバイエルン…かつて両クラブでプレーした11人の名選手を紹介!
■右SB:ジョルジーニョ
レヴァークーゼン:1989~1992 バイエルン:1992~1995 右サイドバック(SB)は日本にも馴染みのある元ブラジル代表DFジョルジーニョだ。FIFAワールドカップアメリカ1994制覇に貢献したジョルジーニョは、鹿島アントラーズに加入する以前にドイツでプレーしていた。母国ブラジルで台頭すると、24歳の時にレヴァークーゼンに加入し、主にウイングバック(WB)として活躍。1992年にバイエルンに引き抜かれると、2年目にはリーグ優勝に貢献した。しかし、外国人枠の問題で出場機会を減らしクラブを去ることに。バイエルンがヨーロッパのクラブへの放出を渋ったため、オファーのあった日本へ来ることになった。
■左SB:ゼ・ロベルト
レヴァークーゼン:1998~2002 バイエルン:2002~2006、2007~2009 こちらも元ブラジル代表の名プレーヤーだ。左WBやボランチでプレーすることが多かったゼ・ロベルトは、1998年にレアル・マドリードからレヴァークーゼンに加入。同クラブで公式戦通算150試合に出場すると、2002年にバイエルンに移籍し4度のリーグ制覇を味わうことに。ブンデスリーガで3度も『キッカー』誌のベストイレブンに選出された実力者は、セレソンでは国際Aマッチ通算84試合に出場した。
■CB:ロベルト・コヴァチ
レヴァークーゼン:1996~2001 バイエルン:2001~2005 兄弟そろって両クラブでプレー経験があるのは元クロアチア代表のコヴァチ兄弟だ。西ドイツ生まれのDFロベルト・コヴァチは、レヴァークーゼンとバイエルン双方で最終ラインの中央を任され、バイエルン時代には2度のリーグ制覇に貢献した。兄のMFニコ・コヴァチも両クラブでプレーし、引退後は監督として大活躍。クロアチア代表のほか、フランクフルト、バイエルン、モナコなどの指揮官を歴任し、現在はヴォルフスブルクを率いている。その間、弟ロベルトはずっと兄のアシスタントを務めている。