“天王山”控えるレヴァークーゼンとバイエルン…かつて両クラブでプレーした11人の名選手を紹介!
■MF:ミヒャエル・バラック
レヴァークーゼン:1999~2002、2010~2012 バイエルン:2002~2006 合計3度もドイツ年間最優秀選手に選出されたミヒャエル・バラックは両チームの中心として活躍した。中盤ながら抜群の得点力を発揮し、レヴァークーゼン時代の2001-02シーズンには公式戦通算23ゴールをマークするなど大暴れ。しかし、前述の通りチームは3つの大会で惜しくも優勝を逃すと、バラック自身はFIFAワールドカップ日韓2022でドイツ代表の決勝進出に貢献するも、ブラジルとの決勝戦は出場停止に。チームも敗れて1シーズン中に4つの失意を味わった…。その後は20バイエルンに移籍して3度の国内2冠に貢献するなど大活躍。現役生活の晩年には古巣レヴァークーゼンに復帰した。
■MF:トニ・クロース
バイエルン:2006~2014 レヴァークーゼン:2009~2010 FIFAワールドカップブラジル2014優勝の立役者となった元ドイツ代表MFトニ・クロースは、バイエルンでプロキャリアをスタートさせると、2009年1月にレヴァークーゼンへレンタル移籍。約1年半に及んだ“武者修行”期間中にブンデスリーガで43試合に出場した。その後バイエルンへ復帰すると、2012-13シーズンのCL制覇など数々の栄光を手にした。2014年にはレアル・マドリードへ移籍し、現在に至るまで活躍を続けている。
■FW:ランドン・ドノヴァン
レヴァークーゼン:1999~2005 バイエルン:2009 アメリカ代表で最多ゴール記録を持つランドン・ドノヴァンも、出場機会こそ少なかったが2つのクラブに所属した経歴を持つ。母国で様々な競技のプロ選手を輩出しているIMGアカデミーで育った同選手は、17歳でレヴァークーゼンとプロ契約を締結。主にBチームでプレーすることが多く、ブンデスリーガでは通算7試合の出場に留まった。その後、母国の強豪ロサンゼルス・ギャラクシーでゴールを量産。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシーズンオフ期間中には欧州のクラブでもプレーし、2009年1から短期ローン契約で加入したバイエルンではリーグ戦6試合に出場した。