【なくならない路上喫煙】「オレ6~7回言われてるけど、払ったことない」と過料1000円を拒否する人も 維新議員の会社が設置した路上灰皿でも、受動喫煙になりかねない事態が
(山下悟郎CEO)「喫煙所の中がすごく汚いから使いたくないとか、煙たいから使いたくない人結構いらっしゃいまして。せっかくマナーよく喫煙所に来てもらえているわけですから情緒的にも少しリラックスできてタバコが吸えるように、女性も入りやすいようなかたちで内装を作っているというのが工夫してるポイントです」 大阪市では今年度予算で46ヵ所の新設が決まっているといいます。 (山下悟郎CEO)「やはり喫煙所の数とタバコを吸う人の数というのが2020年の改正健康増進法以降崩れていて。吸う人と吸わない人をちゃんと分けられるような機能というのは行政だけに限らず民間も含めてやっていかないとダメなんだろうなと思っています」
京橋の路上灰皿 設置したのは・・・
一方で課題もあります。受動喫煙を誘発するような「迷惑」ともいえる「喫煙所」があるのです。 (記者)「利用客の多い京橋駅前の路上なんですけれども、ここに24時間灰皿が置いたままになっています」 JR京橋駅北口の商店街に置かれた灰皿。その周りには、断続的に喫煙者がたむろし、煙は通行人の方へ流れていきます。登下校の時間になると、子どもたちにも煙がかかっていきます。ここから100メートル足らずの場所に公設の喫煙所もあるのですが、灰皿の利用者は後を絶ちません。 (記者)「どの辺から吸われてる?」 (男性)「京橋駅出たところから」 (記者)「どうして吸おうと?」 (男性)「ここで捨てるから」 (記者)「あっちに喫煙所あるのは?」 (男性)「知ってます」 (記者)「いつもどっちを使う?」 (男性)「ここです」 (記者)「どうして?」 (男性)「こっちに行くから。ただそれだけ。」 すぐ横にあるタバコ店が設置しているこの灰皿。貼り紙を見てみるとポイ捨て問題への対策のために設置していると書かれています。しかし、通りかかった人たちは・・・。 (女性)「歩いていると煙たいじゃないですか。吸ってしまうというか。いくらたばこ屋さんでも、あそこで固定して置かれるとあまりいい気はしないですね」 (女性)「みんな喫煙されるかたはこの辺でされているので、私は避けて通ったりするので」 (男性)「今通った限りは気にならなかったですけど、あそこで夜吸われていて、煙が来たら気になると思います」