「インディアン ライダーズデイ ジャパン 2024」をリポート! 最新バイクと多彩なコンテンツで盛り上がる
7月28日、ソウルシンガー&カスタムプロデューサーとしても知られるIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さんが主宰する日本最大級のアメリカンモーターカルチャーの祭典「IKURA's アメリカンフェスティバル 2024」が例年どおり、富士スピードウェイを舞台に開催された。この際、インディアンモーターサイクルのオーナーやファンが集うイベント「インディアンライダースデイジャパン2024」も同時開催された結果、真夏の祭典にふさわしい激アツな盛り上がりを見せたのだった。 【写真集】最新モデルも展示された「インディアン ライダースデイ ジャパン 2024」
アメリカンカルチャーを愛するファンのための「アメフェス」との併催
「IKURA's アメリカンフェスティバル 2024」はアメ車やアメリカンバイクをはじめ、国産ビンテージ車両などマニアックなマシンが一堂に集結し、またステージでのライブにも一流アーティストが出演することで知られるイベント。サーキット全体を舞台とするので、コース上でのパレードランや、ドラッグレース、あるいはバイクの試乗会といったコンテンツも充実し、見ても乗っても楽しめるのが大きなポイントだ。 そんなアメフェスで、今回の目玉となったのはインディアンモーターサイクルが毎年主催してきたインディアンのオーナーとファンに向けたイベント「インディアンライダースデイジャパン2024」の併催だろう。 メインステージの隣という一等地にインディアンモーターサイクルエリアが設けられ、数百人を収容するルーフ付きスペースの「インディアン村」が用意された。ここにはインディアンのオーナーコミュニティー「インディアンモーターサイクルライダース」(IMR)メンバー専用のエリアも設置されたほか、さまざまなベンダーブースが出展して、フードコートやアパレル、そしてペイントショップなどオーナー以外でも楽しめるエリアとなった。
最新のスカウト・シリーズを展示
インディアン村のフロントローには、先ごろフルモデルチェンジをして日本に上陸したばかりのスカウト・シリーズのフルラインナップが展示された。 アメリカのミドルクラスクルーザーを代表するモデルがおよそ10年ぶりの刷新とあって、実車のまわりはチェックしようと足を止める人が引きも切らず、人気の高さを伺わせていた。とりわけ、最もスポーティな仕様とされた「101スカウト」は注目の的で、またがってのポジションチェックはもちろん、大勢の方がカメラを向けていたのだった。 また、「101」の原型となった1928年製「101スカウト」も並べられ、コンディションの素晴らしさにため息を漏らす姿もあったほど。 さらに、サーキットを使った試乗会でも最新スカウトに乗ることができるとくれば、インディアンのファンならずともうれしくなるはず。実際、イベント当日はすべての試乗枠が埋まり、メインストレートにはインディアンのエキゾーストサウンドが高らかに響き渡っていたのだった。 このように、アメフェスとインディアンライダースデイの同時開催による相乗効果はひとしおで、インディアンのオーナーやファンはより一層の楽しさを感じていたに違いない。むろん、アメフェスの参加者にとっても、インディアンモーターサイクルの新型車や試乗会は新鮮な喜びだったはず。次回もまた、同時開催でウィンウィンなイベントとなることを願うバイカーは少なくないだろう。
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