JFL降格の岩手FW上笹貫剣が欧州初挑戦! ポルトガル2部のオリヴェイエンセへ完全移籍「2度の降格という屈辱。その一言に尽きます」
いわてグルージャ盛岡は1日、FW上笹貫剣がポルトガル2部リーグのオリヴェイエンセへ完全移籍することを発表した。 【2024-2025】Jリーグ(J1・J2・J3)全クラブ監督人事まとめ|新体制となるのは? 東京出身で14歳の時にアメリカに渡った上笹貫は、2022年にカリフォルニア州のパシフィック大学から岩手に入団し、プロキャリアをスタート。3年目の昨季は明治安田J3リーグ6試合、YBCルヴァンカップ1試合、天皇杯2試合に出場していた。クラブはJ3リーグ最下位となり、日本フットボールリーグ(JFL)に降格している。 欧州初挑戦となった25歳の上笹貫は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「いわてグルージャ盛岡に関わる全ての皆様、3年間ありがとうございました」 「2度の降格という屈辱。その一言に尽きます。それでも、僕の成長の為に常に前向きな言葉をかけてくれた歴代の監督、コーチングスタッフ、どんな状況でも変わらず切磋琢磨してきたチームメイト、いつも力強い後押しをしてくれるファンサポーターの方々と共に闘えた事は、僕にとってかけがえのない財産になりました」 「でも、やっぱり振り返ると悔しさや後悔、そんな言葉しか出てきません。娘が産まれたこの地に胸を張って戻って来られるよう、新たな道を歩むことを決意しました。その日まで、共に闘いましょう」