休養期間がありながらもC.ルメール騎手が90勝で依然トップ 松山弘平騎手は5位に浮上【7月終了時の騎手リーディング】
横山典弘騎手が中京記念を勝利
リーディングトップ5以外では、リーディング11位の佐々木大輔騎手が13日の函館2歳Sをサトノカルナバルで勝利し、重賞初制覇を達成。函館開催を通じても横山武史騎手に次ぐ12勝をあげるなど活躍、7月は月間10勝、年間では44勝まで勝ち星を積み重ねている。 年間25勝でリーディング25位につけている永島まなみ騎手は、6日の小倉3Rでヨシノヤッタルデーに騎乗してJRA通算100勝を達成。20日の九州産馬限定のオープン戦、ひまわり賞ではケイテンアイジンとのコンビで豪快に差し切る騎乗もあり、夏の小倉競馬を盛り上げた騎手に贈られる「九州競馬記者クラブ 小倉ターフ賞」を受賞した。 リーディングは56位ながら、横山典弘騎手がまたしても自身の最年長重賞勝利記録を更新してみせた。21日の中京記念ではアルナシームに騎乗し、中団を追走して直線は内から強襲したエピファニーを退けるレースぶり。アルナシームには3走前の都大路Sから騎乗し、橋口慎介調教師と担当厩務員の3人で意見を出し合いながらここまで来たという経緯がある。ようやくつかんだ重賞勝利でもあり、検量前に引き上げてきた際には両手を突き上げて喜びを表していたのが印象的だった。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸