コースは全27品! 馬肉を究めた料理人たちによる理想の馬肉酒場(東京・三軒茶屋)
馬肉料理だけでなく、炉端でじっくり焼く「淡路産タマネギ」や「渡邉きのこ園の椎茸」、茨城の「野口れんこん」などの厳選野菜を使った原始焼きも好評。焼き味噌や山葵、鬼おろし、削りたて鰹節などで楽しめます。コースの後半は馬肉の炉端焼きや、霜降りの馬肉を使った「さくらのすき焼き」、馬肉を巻いた出汁巻き玉子「ままき」、〆には「特別栽培米つや姫」の土鍋ご飯を北海道産の雲丹や青森産長芋とろろなどと楽しめます。デザートまでついて、全27品というボリューム満点のコースは驚きのコスパ。
21時以降は「馬刺し三点」1,680円や「蒸し真牡蠣と馬刺し 塩ぽん酢」899円など、コースから抜粋した料理や酒のつまみなどをアラカルトで提供しています(日祝のみ17時からと20時からのコース2部制)。
食事と合わせるドリンクを幅広く取り揃えていて、ほとんどのメニューが500円と、リーズナブルに楽しめるのも魅力。希少な日本酒、国内外のワイン、ウイスキーなど、なかなかお目にかかれないような銘柄を中心に用意しています。焼き梅干しや焼きあごを使った一杯、梅酒、蜂蜜檸檬割りといった自家製のアルコール類も多数あるので、お酒好きな方も満足できますよ。
低カロリーで低脂肪、栄養価が高いのにヘルシーな馬肉を多彩な料理で味わえる「太子堂馬肉料理店」。馬肉を究めた料理人たちによる最高のコースを味わいに足を運んでみてはいかがでしょう。
結論から言うと、お腹いっぱいに食べて飲んで、お会計は1人1万円未満。 このサービスとクオリティなら、到底考えられないお値段です。 銀座で3万~5万する店は一体。すぐに予約困難店になってしまいそう。 以下がコースの全容です。四半期に1度中身をリニューアルするそうです。楽しみだ。 1.赤身鮨 しっとりと濃厚な赤身に特製タレがかかり、少し硬めにほうじ茶で炊かれたシャリは上品な味わい。いい準備運動ができました。 2.レバ・ハツ刺 どっちも最高。レバは特製醤油、ハツはごま油塩で。特にレバは新鮮な牛レバより私は好きでした。ぷりっとコリっとしながらもねっとり、臭みは全くなく、おかわりしたいくらいにたまらん刺身でした。 3.馬ちょうちんのなめろう(エゴマ包みと自家製パイ乗せ) バラ肉の外側の繊細な部分を叩いた逸品。かんずりが隠し味で、エゴマで包むとなんとも言えない芳香とバラの旨みとで楽しめました。 そしたらなんと続けてパイ乗せまで。パイがこれ高級なパティスリーのパイより旨いぞ。。おいおい。。手が込んでいて頭が下がります。 4.馬刺し盛り合わせ ロース・小尾(しょうび)・フタエゴ・コウネ ロースはすりしょうが、小尾はにんにく、フタエゴは自家製昆布、コウネは金山寺味噌で頂く。小尾は腰の周りにある細めのヒレ肉で超希少部位。大尾よりも良い肉質だそう。馬の生肉のオンパレードに満足しっぱなしです。 5.馬生ハムとといちじく 生ハムはブリスケを使用、肩ロースとネックの間のこちらも超希少部位です。 サシが入っていながらもさっぱりと上品な味わい。白のグラスをくいっといっちゃいました。 6.蒸牡蠣と馬刺し 塩ポン酢 おいおいなんだこの創作料理は、贅沢すぎるでしょう。さっぱりとしたモモ肉に牡蠣がもはや濃厚なチーズのようにも化けていて、最高です。まさに生肉の波状攻撃。 7.自家製さつま揚げ ふーっ攻撃が止みここで箸休めと思いきや.... ふわっふわの自家製さつま揚げ。山芋がふんだんに使われていて。お口の中でとろけるとろける。これだけで日本酒半合くらいいっちゃいました。もうあかん。 8.エシレバターで焼く馬ヒレカツ もう諦めて怒涛の馬を受け入れることにしました。 エシレバターでヒレを揚げ焼きしちゃうの!?レアな上質ヒレとエシレのコクが程よい芳醇な馬肉料理に仕立ててます。 9.新生姜のソルベ 爽やかな生姜の香りが鼻に抜けます。 てかこのお値ごろ価格のコースで中盤に甘味がくるの、すごい。笑 超高級店でしか体験したことありませんでした。 10.焼き野菜 これがまた最高。 ・淡路島玉ねぎ ・茨城野口れんこん ・田村きのこ園しいたけをレモン果汁と共に お手製の玄米塩、馬肉味噌、にんにく醤油の黒だれで頂きます。玉ねぎはなんと6時間火入れしているとか。ほろっと食感です。たれも全部美味しい。 11.タテガミ軍艦 濃厚な脂身を刻んで軍艦で。本鮪大トロを想起させる旨さでした。 12.串盛り合わせ(シビレ、バラ焼、タン焼き、ねぎ馬、馬白子焼き) 馬のシビレなんて初めて食べた!!!!しかも仔馬しか取れない、超超希少部位で個体が大きくなると栄養として吸収されてなくなっちゃうという...どんな部位やねん。 バラはなめろうでも出てきた小尾を。赤みの味が濃くて絶品。白子焼きもお初です。馬の脊髄に火入れしたもの。湯葉と白子を掛け合わせたようなとろっと濃密な味わいでした。 13.さくらすき焼き 適度にサシの入った赤身を、特製の割下と九条ネギ、卵黄と頂きます。 美味しくないわけないよね...卵黄タレは勿体無くて最後の白飯にかけるためにとっておきました。 14.馬巻き あれです。う巻きの馬バージョンです。馬の時雨煮と厚焼き卵のハーモニー。 最終盤にも関わらず、ガッツリ大きな馬巻きでした。笑 15.土鍋ご飯つや姫、北海道産雲丹のせ、青森県産しじみの味噌汁と共に もう贅沢すぎるので雲丹でトドメを刺されましたね。 青森県産とろろ、島根県産わさびと頂きます。 単価2~3万のコースでしかパフォーマンスされない土鍋ご飯の御開帳。これが味わえます。最高意外に言葉が出ませんもう。 16.甘味 栗大福 マスカルポーネと生クリームで仕立てたたっぷりのロマノフクリームと頂きます。 渋皮の焼き栗とたっぷり詰まった塩あんこが口福絶倒。お腹はパンパンです。 ドリンクもたくさん頂きました。だって500円なんだもの.... ・黒ラベル生 ・仏シャルドネグラス ・光栄菊ハルジオンの薫り ・白州ハイボール ・宝山完熟芋ソーダ割り などなど... メニューを見て頂くとわかる通り、全部足したら30品くらいある怒涛の品数です。 お腹を空かせて、たくさん飲む準備をしてまたお邪魔します』(かかみらんさん)