職場で「旅行に行かないの?」と聞かれます。家でゆっくりするのが好きなのですが、みんな旅行に行っているのですか?旅行にはどれくらいの金額をかけているのですか?
旅行費用をおさえるポイント
年々旅行にかける費用が高まっているなか、少しでも旅費をおさえたいと考える人もいるでしょう。そこで、旅行費用をおさえる2つのポイントについて紹介します。 ■早期予約やLCCを活用する 旅行で遠出をする際には、できる限り早めに予定を立てて飛行機の早割を活用しましょう。ANAやJALなどの航空会社から直接購入をする場合、利用する日よりも早く予約をすればするほど割引率が高くなり、3~4割もチケット代がお得になるケースもあります。 また、飛行機を利用する場合は、格安旅行会社(LCC)を利用するのもよいでしょう。ただし、LCCは飲食が有料だったり座席が狭かったりなどの不便さもあるため、利用する場合はよく検討が必要です。 そもそも年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇はハイシーズンのため、早めに予約をしないとチケット自体取れなくなる可能性が高いです。早期予約をする場合は、2~3ヶ月前から予定を立てることをおすすめします。 ■ハイシーズンを避ける 年末年始や夏休み、ゴールデンウィークなどの長期休暇はハイシーズンのため、交通費や宿泊代が高くなる、観光地が混雑するなどのデメリットがあります。ゆっくりと観光を楽しみたい人やある程度休みを調整できる人は、ハイシーズンを避けてオフシーズンに旅行を楽しみましょう。 なお、国内旅行の主なオフシーズンは次の3つです。 ●お正月明け ●4月上旬~中旬 ●11~12月上旬 学校や会社が始まる時期や大型連休明けはオフシーズンと呼ばれる時期であり、宿泊代や交通費が安くなる傾向にあります。観光地でゆっくりと過ごしたい人は、オフシーズンを狙って予定を立てましょう。
国内旅行をする人は増えているが、自宅でゆっくりと過ごす人も多い
新型コロナウイルス感染症の拡大が落ち着き、国内旅行者数は年々増加傾向にありますが、自宅でゆっくりと映画鑑賞や趣味を楽しむ人も多くいます。1回の旅行にかける金額も4万7603円と高くなっているため、これから旅行を計画する場合は4~5万円ほどを予算にするとよいでしょう。 少しでも旅行にかける費用をおさえたい場合は、早めに予定を立てて早割を利用するなど、オフシーズンを狙って旅行に行くことをおすすめします。 出典 国土交通省 観光庁 旅行・観光消費動向調査 公益財団法人 日本生産性本部 レジャー白書2024 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部