35歳独身で年収「300万円」です。貯金は全くないのですが、同程度の年収で貯金できている人はどのくらいいますか?
年収300万円台で貯金をするためのコツ・ポイント
年収300万円台で貯金をするためのコツ・ポイントとして、以下の3つをご紹介します。 ・収入と支出を把握する ・貯金分から先に確保する ・固定費を見直す それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■収入と支出を把握する 年収300万円台で貯金をするには、まず収入と支出をきちんと把握することが大切です。これらを把握することで、無駄な支出がないか・収入に対して無理な支払いをしていないかなどを認識できます。 理想は支出を減らす方法ですが、どうしても減らせないケースもあるでしょう。その場合は副業を始めたり昇進を目指したりなどして、収入アップを目指すのもひとつの選択肢です。 ■貯金分から先に確保する 貯金に苦手意識を持っている場合は、先に貯金分から確保するのもよいでしょう。先取り貯金と呼ばれる方法で、お金が入った時点で貯金を進められます。 会社員の場合、財形貯蓄制度を利用するのも選択肢となります。給与から天引きされて貯蓄していくため、給与を使い切ってしまう心配もありません。積立定期預金やNISA、iDeCoを用いるのも、先取り貯金におすすめの方法となっています。 ■固定費を見直す 年収300万円台の場合、どうしても節約する必要が出てきます。この場合、固定費を見直してみるのも効果的な手段といえるでしょう。 中でも通信費は、見直しがしやすい部分とされています。スマホのプランをずっと変えていない場合、新プランに変更することで、大幅な節約につながるかもしれません。また、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることも、ひとつの手段となるでしょう。
年収300万円台で貯蓄ができている人の割合は6~7割ほど
年収300万円台で貯蓄ができている人の割合は、単身世帯・二人以上の世帯どちらも6割~7割程度となっています。30代に注目してみても、割合は6割ほどとそれほど変動しませんでした。 貯金が難しい場合は、収入と支出を把握することから始めてみましょう。また、貯金分から先に確保するのもひとつの方法です。 どのような貯金方法が合っているかは一人ひとり異なります。まずは自分に合った方法を見つけ、効果的な貯金方法を実践してみましょう。 出典 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表番号2 金融資産の有無、統計表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表番号2 金融資産の有無、統計表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部