知ってた? iPadのちょっと便利な機能8選
アプリの上部でタッチスクリーンの一部を無効に
画面の一部のタッチ感度を何らかの理由で無効にしたい方もいるかもしれません。タッチパネルなんだから無理でしょと思うかもしれませんが、できちゃいます。 まず設定の「アクセシビリティ」メニューに行き、「アクセスガイド」をオンにします。ただし、アクセスガイドを許可するまでに再起動が必要な場合もたまにあります。私が初めて試したときは再起動しなくてはいけませんでしたが、再起動後は正常に動作しました。 アプリ内で電源ボタンを3回押すと、アクセスガイドメニューがアプリの上に表示されるはずです。ここで「オプション」に進み、無効にしたい機能を選択できます。この状態を維持する時間も設定可能です。後から無効化する必要がある場合は、再び電源ボタンを3回押して「終了」を選びます。
タッチキーボードを簡単操作でフローティングキーボードに
iPadの画面全体をキーボードで占有したくない人向けの機能がこちらです。キーボードを挟んでつまむとキーボードが小さくなり、指を広げると元の大きさに戻ります。 ジェスチャー操作がなんか合わないという方には、別の方法もあります。キーボードを表示したら、右下の小さなアイコンと下向き矢印のあるボタンを長押しします。すると「フローティング」と書かれたボタンが表示されるので、それをタップするとiOSと同様のフローティングキーボードになります。画面のどこにでもドラッグして移動でき、大きく表示したい場合はiPadの下部にドラッグするだけです。
iPadの文書スキャン機能はあらゆるテキストを自動的に検出
iPadのカメラは文字の検出が上手にできるんです。文書や名刺など視野内のテキストをデジタル化するのが非常に簡単になっています。文書スキャン機能自体も紙を見ているかどうかの検出に優れていて、連続して複数ページをスキャンして、すぐに編集、保存することができます。 さらに、最新のiPad Proでは、文書スキャン機能が領収書などを認識する能力が向上。いわゆる「アダプティブフラッシュ」で影を除去し、複数の写真を縫い合わせて一番よいスキャン結果を出してくれるのです。私はすごく暗い照明の下で書類を数枚スキャンしてみましたが、本当に書類の適切な明るさと書類の向きを上手に見分けてました。
岩田リョウコ