渋谷PARCO向かいに200室、「lyf渋谷東京」に泊まってみた。ゲストの集まるコミュニティスペースが充実
シンガポール発のソーシャル&ライフスタイルホテル「lyf(ライフ)」の国内3軒目となる「lyf渋谷東京」(東京都渋谷区宇田川町4-3)が12月19日、渋谷PARCOの向かいにオープンします。開業に先駆けて試泊する機会をいただいたので先日行って来ました! 【画像】渋谷駅から徒歩約7分の場所に開業する「lyf渋谷東京」 地上9階建て、総客室数200室の「lyf渋谷東京」。2021年6月開業の「lyf天神福岡」、2023年11月開業の「lyf銀座東京」と同じく、「A New Way to Belong(新しいコミュニティ、ステイの形)」をコンセプトとするホテルです。ちなみに「lyf(ライフ)」というブランドネームは、生活や人生を意味する「LIFE」と間違えられがちですが、「Live your freedom(自由を生きる)」という言葉の頭文字からきています。 lyfとほかのホテルとの大きな違いは、コミュニティ作りを重視している点。共用スペースやソーシャルキッチンなど、ゲストが集まる場所を用意し、積極的に“つながる”ことを仕掛けています。 ここlyf渋谷東京は、日本有数の繁華街・渋谷という場所柄、世界中からの旅行者と出会えてコミュニケーションを楽しむことができそうですよね。実際に、福岡や銀座ではイベントなどを通してゲスト同士が知り合い、ビジネスにつながったという話もあるのだとか。 ■ コミュニティスペースが充実 私は約1年前に「lyf銀座東京」に泊まらせてもらってレポートしていますが、遊び心満載のインテリアデザインと、カジュアルでオープンな雰囲気がとっても気に入ったので、今回の渋谷試泊もワクワク! ではさっそく「lyf渋谷東京」の共有スペースから紹介していきましょう。 館内の至るところで楽しめるアートワークがlyf銀座東京とは異なるので、全体的な雰囲気は違うのは当たり前なのですが、聞くと「lyf」には、それぞれイメージカラーがあるとのこと。福岡はグレー、銀座はオレンジで(東京メトロ銀座線のラインカラーだと聞いた記憶が!)、ここ渋谷はブルーとのことでした。 ■ 客室のカテゴリーは5タイプ □ツーオブアカインド ゲストルームは5つのタイプが用意されています。まず「ツーオブアカインド」。こちらは定員4名の2ベッドルームのお部屋で、仲よしグループやお子さん連れのファミリー利用によさそうです。このカテゴリーは2室しかないので空いていたら超ラッキーかも!? □サイドバイサイド(スタジオツイン) 「サイドバイサイド(スタジオツイン)」の広さは13m2。プレゼン資料作りやメール処理などの作業をこなすのにいいお部屋とのこと。 □ワンオブアカインド(スタジオダブル) 「ワンオブアカインド(スタジオダブル)」は12m2。空間をうまく使っているので狭さを感じにくい。 □オールトゥギャザー(クアッド) 8室のみの「オールトゥギャザー(クアッド)」は、グループ滞在向きの広々レイアウト。シャワー付きバスタブを備えた浴室です。 の「オールトゥギャザー(クアッド)」 □ワンオブアカインドプラス(スタジオダブル) 200室中150室と一番多いカテゴリーが、今回泊まらせていただいた「ワンオブアカインドプラス(スタジオダブル)」です。赤が基調のお部屋と青が基調のお部屋があるそうで、私は赤でした。 銀座でも感じたのですが、客室面積12、13m2と広くないのに、なぜかミョーに居心地がよいのがlyfの客室。きっとそれは、飽きさせないアートワークやインテリアの効果と、工夫によって生まれた空間設計の上手さなのでしょう。 lyf渋谷東京では、滞在中に渋谷周辺の提携店舗で宿泊者限定の割引などが受けられる特典が用意されています。例えば老舗ハンバーグ店のゴールドラッシュ本店では、カードキー提示+ハンバーガー注文でコーンスープorアルコール1杯無料になります。現在提携店舗は10店舗ほどですが、提携ショップはこれからどんどん増えていく予定とのことでした。 朝食付きプランの場合、同ビル2階に入るレストラン「TO THE HERBS」で朝食ビュッフェを食べることができます。メインディッシュを5種類のなかから選んで、サラダやフルーツ、卵料理などはビュッフェスタイルとなります。メインディッシュには、おにぎりと味噌汁や、焼き魚など和食も用意されていました。 Cluster lyfChampion(lyf統括支配人)の井上絵梨氏は、「せっかく来たのだから、ゲストには“渋谷ってスクランブル交差点やハチ公だけではなくて、おもしろいスポットが点在しているんだ!”という印象を持ってお帰りいただきたいです。そのためにホテルとしてはローカルをどんどん発信していきたいです」と話してくださいました。 lyf渋谷東京では、12月19日の開業に先駆けて、渋谷のディープなスポットを発見してSNS投稿する「#ShibuyaDive」プロジェクトをスタートしています。宿泊ゲストや渋谷にゆかりのあるアーティスト・クリエイターと一緒に、これまでのイメージと異なる渋谷の魅力を発信する試みです。2025年1月24日からは写真家2名の写真展も! 詳しくはこちらを。
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