和田秀樹 医者や偉い人の言うことをむやみに信じる<言いなり脳>のリスクとは?「脳を老化させないために、あらゆることを疑ってみる」
◆「へそ曲がり脳」を鍛える 幸運なことに現代はインターネットが発達しているので、海外の情報にだって誰でも簡単にアクセスできます。 英語がよくわからなくても、翻訳ソフトを使えば、概要は理解できるはずです。 そうやって自分自身で調べ、なにが正しいのかを自分自身で判断する実験を重ねていると、脳は大いに刺激されます。 また、いろんなウソに騙されていたことにも気づくに違いありません。 高齢者が狙われやすい詐欺の被害に遭わないためにも、「言いなり脳」を脱して、いい意味での「へそ曲がり脳」を鍛えておきましょう。 ※本稿は、『60歳からの脳と体が若返るワークブック 最高の健康法が見つかる108実験』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
和田秀樹
【関連記事】
- 和田秀樹流<ベストな睡眠時間>の見つけ方。8時間眠れば誰でも元気になる…わけではない?「目覚め方と昼寝の時間には個人差が」
- 和田秀樹 幸せなシニアライフのための<パートナーとの関係見直し>のススメ。「マッチングアプリも今や当たり前」
- 和田秀樹 おしゃれは<年齢不相応>で全く問題なし!「若々しい外見を意識することで、結果として脳も体も若返るのはよく知られた考えで…」
- 和田秀樹 ストレスの9割は<脳の錯覚>だった!「物事を白か黒かだけで見ていると…」ストレスを溜めない人になるための思考術
- 和田秀樹「70歳以上の5人に1人は<タンパク質不足>という衝撃の事実。あなたは肉を食べて長生きする?それとも我慢して…」