【ハイライト動画あり】早稲田大学が13トライ!ルーキー服部は鮮烈先発デビュー。関東大学対抗戦2024
メンバー最年少18歳のルーキーが能力を示した。 【ハイライト動画】日本体育大学 vs. 早稲田大学
高校日本代表を経験した早稲田大学の服部亮太(帆柱ヤングラガーズ→佐賀工業)。
春季大会は出場のなかった期待のルーキーが9月22日(日)、関東大学対抗戦の2戦目、日本体育大学戦で初先発。スクール同期で佐賀工でもハーフ団を組んだ筑波大学のルーキーSH井上達木も同日、立教大学戦(29-23)で奇しくも対抗戦初先発を飾った。
秩父宮で12時30分にキックオフされたデイ・ゲームで、チャレンジャーとなる1敗の日体大は序盤、相手ノックオンとスクラム・ペナルティで敵陣に入った。
しかし日体大は敵陣での大事な攻撃機会でノックオン。日体大はこの日ハンドリングエラーやラインアウトのミスなどで得点機をモノにできなかった。
一方の早稲田大は前半3分。
二十歳の日本代表、早稲田大のFB矢崎由高が、蹴ったハイパントをみずから捕球。ここから敵陣に居座ると、モールは仕留め損ねたがCTB福島秀法の突破&オフロードからハードワーカーのFL田中勇成が先制トライ(前半6分)を決めた。
ルーキー司令塔がじわり存在感を発揮したのはここからだ。
フェーズ内での10回目のボールタッチではパスが乱れたSO服部だが、直後の前半9分。
かつてロングキックは横回転をかけるスクリューキックが主流だったが、蹴り損じのリスクが大きい等の理由から縦回転のキックにとってかわられた。
18歳の服部はそのスクリューキックにミスがなく、5、60mの飛距離が出る。前半9分には自陣から特大のスクリューキックを敵陣22mライン付近に落とした。
さらに、日体大HO萩原一平主将のジャッカルからピンチとなったが相手ミスでしのいだ前半11分、自陣ゴールライン付近から60m超のスクリューキック。秩父宮に拍手が起こった。
さらにCTB野中健吾をファーストレシーバーとした前半12分、SO服部が利き足でない左足で左コーナーへグラバーキック。このラックを制圧してボールを奪うとPR杉本安伊朗が振り戻しのキャリーで2本目。リードを14点に広げた。