<青い誓い・センバツ選手紹介>/3 大阪桐蔭 星子天真二塁手/金光大阪 沢田拓磨二塁手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇束になり泥臭く戦う 星子天真(ほしこ・てんま)二塁手(2年) 身長は168センチと決して高くはないが、存在感のある主将だ。昨秋の公式戦15試合の打率は4割3分1厘で、好機に強い。「大きい体の選手に負けない力強い打撃」が長所だと話す。 出身は熊本県。中学2年だった2018年夏の甲子園で全国制覇した大阪桐蔭に憧れて、入学を決めた。 チームとして「束になって泥臭く戦いたい」と繰り返す。甲子園では「今年1月に病気で亡くなった祖父が、天国で満足するプレーがしたい」と語る。 ◆金光大阪 ◇確実な守備見せたい 沢田拓磨二塁手(2年) 大好きな野球選手は東京五輪金メダリスト「侍ジャパン」の山田哲人選手(ヤクルト)だ。中学時代の所属チームの先輩で、守備位置も同じだ。 甲子園で見せたいのは確実な守備。高校1年の夏の練習が一番つらかったといい、「努力なくして成長なし」という言葉を胸に抱き、白球を追ってきた。 ミスをすると、顔に出てしまうという。だが、周りを盛り上げる声を出し、克服しようと努める。趣味は釣り。