【新潟2歳S】新馬戦のパフォーマンスはGⅠや重賞で通用 血統的にも将来性十分なコートアリシアンを推奨
3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は8月25日(日)新潟競馬場で行われる新潟2歳Sについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。 【キーンランドカップ2024 推奨馬】スプリントは勝率50%で実力メンバーNo.1! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) ・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」 ・目には見えない上積みを探る「前走内容」 ・適性と素質を知るための「血統評価」 特別登録のあった11頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。 本レースは出走歴の少ない2歳馬たちが参戦するレースで参考にする過去走が少ない。見えていない能力が多く、一見荒れそうな印象を受けるが、実はレース全体の単勝回収率は33%、複勝回収率は58%とかなり堅い部類のレースになる。 そんな中で妙味があるのは、当日上位人気に推されている馬たち。当日4番人気以内だった馬の成績は【10-6-6-18】で単勝回収率116%、複勝回収率91%。対して5番人気以下だった馬の成績は【0-4-4-91】で単勝回収率0%、複勝回収率44%となっている。 【上位人気が予想される出走予定馬】 ・コートアリシアン ・シンフォーエバー ・スターウェーブ
前走内容:コートアリシアンの新馬戦
コートアリシアンの前走は新馬戦1着。菅原明良騎手の通算300勝目というメモリアルなレースだった。その内容がかなり秀逸で、レースの上がり4Fは45.7秒を計測している。 東京芝1600mの新馬戦で上がり4F45.7秒以内を記録したレースはコートアリシアンの前走を含めて計6レースあるが、その中で上がり3F33.3秒以下を記録した勝利したのはボンドガール、モズメイメイ、モリアーナと今回のコートアリシアンの4頭のみ。本馬以外の3頭はいずれも重賞で活躍している馬たちで、コートアリシアンにも同等のパフォーマンスが期待できる。 また、コートアリシアンはゲートが上手く決まらず最後方からの競馬となった。それでいてラスト100mは完全に流しており、最後まで競ってくる馬がいれば上がり3Fのタイムはさらに速くなっていただろう。新馬戦の段階ですでに能力の高さは証明している。