大阪・吉村知事 仮に宣言解除の場合は「段階的に解除していくことが重要」
そして「松井市長とも話して、府全域で時短営業要請を午後8時とお願いしているが、これは1時間緩和して午後9時までと緩和しながら、最初は大阪都心部、大阪市全域ということを現時点では考えています」と述べた。これにより段階的に効果がみられれば、その先はさらに繁華街に絞り込むかなどを判断することになろうと思っていると話していた。 ただ、現時点で国がまだ解除すると判断していないことから「そこを踏まえた上で今週末の対策本部会議で判断したい」と改めて述べていた。
このほか、吉村知事は会見で今月28日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で「新型コロナウイルスワクチンの集団接種訓練」を実施すると発表した。 府内の市町村で安全かつ速やかに新型コロナウイルスワクチンの接種が行えるよう集団接種の一連の流れを確認し、市町村における接種会場の円滑な運営につなげることを目的に実施され、訓練には大阪府医師会や郡市区医師会、府の看護協会、薬剤師会、各市町村担当者ら約500人が出席する予定となっているという。 訓練は実践方式で行われる予定で、吉村知事は「この訓練結果を踏まえ、集団接種マニュアルを策定し、府としてワクチン接種の円滑な実施を視線していきたい」と話している。