共産党、参院選公約を発表(全文3)最賃1500円は当たり前の数値
共産党は21日、参院選の公約を発表した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「共産党が参院選公約発表」に対応しております。 【動画】共産党が参院選公約発表 ◇ ◇
マクロ経済スライド廃止分は年金積立金で穴埋めするのか
FACTA:FACTAの宮嶋です。1点は年金でございますが、これは、マクロスライドをやめる、そして高額所得者のところで1兆円の財源を増やせると。しかし、やはりマクロスライドをやめればそれだけ大きな穴があくんですけど、それをいわゆる積み立てのところから2050年をめどに徐々に埋めていくような形で財源をつくっていくという考え方でよろしいんでしょうか。 志位:ですから3つですね。1つは上限額を引き上げる。だいたいこれで増収を見込めるのは1兆円規模ですね。それから2つ目は、年金の積立金の取り崩し方を、政府のように100年先まで温存しているっていうやり方じゃなくて、もっと早い段階で活用するということで、これはやっぱり1兆から2兆という規模でしょうか。正確な計算はなかなか難しいんですけども、出てまいります、毎年ですね。 それと3つ目に、なんと言っても支え手を、つまり今、非正規の方を正社員にする、厚生年金にも入っていただくというような。そうすれば支え手になるわけですね。それから賃金を引き上げる。いろんな方法が出てまいりますけども、最低賃金を上げるっていうこと自体が労働者の全体の賃金の底上げにつながってまいります。ですからそういうことも含め、あらゆる政策手段を使って賃金を引き上げる。そして非正規の方を正社員にする。 今、政府がやっているのは反対ですよね。非正規をどんどん増やすというやり方を取ってきて、4割弱までしてしまったわけですが、これもう正社員が当たり前にしちゃいます。そういうことによって支え手を増やす。これを抜本的な方策だと考えております。ここで一番、これがきちんとできれば何兆という規模での保険料の増収が出てくると考えております。