共産党、参院選公約を発表(全文3)最賃1500円は当たり前の数値
参院選ではどういう論戦をしたいのか
読売新聞:すいません、読売新聞、深澤です。今日でこうやって公約が出て、今後、今から参院選の論戦が本格化してくると思いますが、あらためて、こういう論戦にしたいという決意をあらためてお聞かせいただけますでしょうか。 志位:今の安倍政権のさまざまな政治の問題点、これは厳しく論戦の中で問いただしていきたいと思っております。消費税の増税もそうですし、年金に対する今の政府の姿勢もそうですし、あるいは辺野古の問題、原発の問題、憲法の問題、このさまざまな、私からしますと国民の利益に背く間違った政治、これは大いに問題の焦点を正す論戦はいろんな場でやっていきたいと思っております。 ただ、国民の皆さんから見て、じゃあどうするのかということが論戦になったらおのずと浮かび上がってくるような議論を、参議院選挙を通じて心掛けたい。私たちも批判だけじゃなくて、共産党はこうするというものを中心的に押し出しながら選挙戦を戦いたいと思っております。 先ほどから、党首討論で、5分半でどうしようかといろいろ考えましたが、5分半であっても提案を出そうということで、ああいう提案をさせていただきましたが、やはり私たちがこうやって変えるという提案をし、それに対して安倍首相がどう答えていくかという辺りの議論にしていければなと思っているんです。 司会:次はいかがでしょうか。
最賃は1000円の段階で全国一律にした後、1500円を目指すのか
日本経済新聞:日経新聞の【シマモト 00:44:13】です。最低賃金の確認なんですけども、まず、1000の段階ですでに一律にした上で、一律で1500円という、「速やか」にの段階で、もうすでに一律の1500円、全国どこでも1500円になっているという、そういう理解でいいですか。 志位:速やかに1000円と、全国最賃をつくるということを言っておりますから、やっぱり1000円は全国一律最賃として実現したい。その財源が7000億だと。それをまず達成した上で速やかに1500円を目指すという考えです。 司会:よろしいですか。はい。