狭まる選択肢…まさかのポルティモネンセ契約破談の本田圭佑がプレーする舞台は見つかるのか?
今シーズン終了までの半年契約で加入したばかりのポルトガル1部リーグ、ポルティモネンセで公式戦のピッチに立てない可能性があると指摘されていた元日本代表MF本田圭佑(34)が10日、リーグ側への選手登録が認められなかったと明らかにした。 本田は同日夜に自身のツイッター(@kskgroup2017)を更新。そのなかで「ガチで登録できなかったみたいです。これからどうしようか議論します」とつぶやき、ポルティモネンセとの契約そのものが破談になることを示唆した。 ブラジルの古豪ボタフォゴでプレーしていた本田は、昨年末に契約を2ヵ月残した状況で電撃的に退団。その後にオファーを受けていたポルティモネンセの本拠地ポルティマンに渡り、施設やチーム状態などを自分の目で確認しながら、昨年末に負傷した左足の治療にも努めていた。今月4日に自身が運営に携わる音声サービス『NowVoice』のライブ配信内でポルティモネンセへの移籍を先行発表。6日には本拠地エスタディオ・ムニシパルで、ロディネイ・サンパイオ会長らとともにクラブが主催する入団会見に臨み、日本代表でも慣れ親しんだ「4番」のユニフォーム姿も披露されていた。 しかし、同国のスポーツ紙『Record』の電子版が、一夜明けた7日に問題が生じていると指摘。ボタフォゴを退団した本田は移籍期間が閉まった後も登録が認められる無所属選手とみなされる一方で、独自の定義があるポルトガルにおいては対象外になるおそれが浮上していた。 ポルトガルリーグの場合、今冬の移籍市場では前年6月末までに前所属チームとの契約を解除している選手が無所属と定義される。移籍市場の最終日だった現地時間1日までに、ポルティモネンセと契約していれば何の問題もなかったなかで、本田は7日にこんなつぶやきを投稿していた。 「何も聞いてないけど、事実やったらしゃーない」 ポルティモネンセ側、そして本田の代理人がポルトガルリーグの規定を知らなかったとは思えない。しかし、現実問題として登録が不可能となり、契約そのものが破断となった。 ここから本田はどこに向かうのか。