【整体プロが指南】運動する前にやってほしい! 女性に一生役立つ「1つの習慣」とは?
「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。現在1万5000人が実践中。「久しぶりにぐっすり眠れた!」「10年間苦しんできた慢性痛から解放された!」「健康的にダイエットできた!」と絶賛の声が続々。「3分以内でできる悩み解決ワーク」を集めた著書『すぐできる自力整体』も好評。著者の矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語ります。今回は『すぐできる自力整体』から運動習慣のある女性に役立つ自力整体をお届けします。 監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家 (写真/榊智朗 構成/依田則子) 【この記事の画像を見る】 ● 運動するなら「骨盤を整える習慣」もとりいれて ダイエットや美容、筋力アップの目的でスポーツジムに通っている女性は多いでしょう。 そこで気をつけたいのが、骨盤にゆがみのある状態でおこなう運動です。 左右対称ではない体で激しい運動をおこなえば、ゆがんだ側の筋肉や関節に負担がかかり、腰痛やひざの痛み、頭痛や不定愁訴などが発生。美容と健康のためにはじめた運動が体調不良の原因に。 女性の場合もっともこわいのは、月経・妊娠・出産・産後の体調に深く関わる「仙腸関節のズレ」(骨盤の仙骨と腸骨を結ぶ関節)につながることです。 自力整体では「骨盤調整」を重要視しています。なぜなら、骨盤は人体の骨格のベースであり、ゆがみは首コリ・肩コリ・腰痛・ひざ・足腰の痛みなど、全身に影響するからです。 女性はとくに仙腸関節がズレることで重い月経痛、PMS、不妊、難産、産後の腰痛や坐骨神経痛が生じやすくなるため、とくに妊娠・出産予定のある方は早めの骨盤調整をおすすめします。 最後に、「骨盤のゆがみをしっかり整える」ワークを紹介しましょう。腰椎のすき間を広げて骨盤のゆがみ・ねじれを整えます。週2、3回のペースで、寝る前がおすすめです。 ワークは次のとおりです。