元3冠王者の馬木（右）がフォーワンマイ（左）に惜敗した

センチャイムエタイジム 格闘技イベント『MuayThaiOpen49』 2024年11月9日（土）東京・ひがしんアリーナ（墨田区総合体育館） ▼メインイベント第14試合70.0kg契約3分3R ●馬木樹里（岡山ジム） 判定1-2　※28-29×2、30-29 〇ファーワンマイ（センチャイムエタイジム） 【フォト】フォーワンマイ（右）は、的確にミドルキックをヒットした 　メインイベントに登場する馬木は、戦績7勝（1KO）5敗の元INNOVATION日本スーパーウェルター級、初代X-FIGHTスーパーウェルター級、元LPNJと3冠王者。前戦となる今年7月の岡山ジム興行では、キム・ヒョンジュンにTKO負けを喫しており、今回が再起戦だ。 　対戦相手のファーワンマイはセンチャイジム所属の選手。馬木は今大会で初めてタイ人と対戦する。 　1R、静かな立ち上がりで互いにけん制をしながらのミドルキック。馬木は左右の構えをチェンジしながら三日月蹴り。ファーワンマイはミドルキックをダブルでヒットした。馬木はローキックから崩したいも、フォーワンマイのミドルキックを受けることになった。 　2R、馬木はプレスをかけてミドルキックを放つも、ファーワンマイにミドルキックを蹴り返されてしまう。馬木はパンチもフォーワンマイにかわされる。それでも馬木は、三日月蹴りを入れてKOを狙う。 　3R、ファーワンマイはポイントを奪ったと思ったのか、馬木の猛攻を受けながらロープを背に前蹴りを連続。馬木はパンチを放ち、三日月蹴りを連続して打開策を打とうとするが、ファーワンマイの堅いディフェンスは最後まで崩せず。判定は2-1のスピリットでフォーワンマイが勝利した。