「何これ…」夫のカバンから出てきたED薬。「もしかして…」期待するレス妻を襲った非情な現実。処方箋なしで販売される日に起こりうる異常事態
厚生労働省は勃起不全(ED)治療に用いる医療用医薬品のタダラフィル(製品名シアリス)について、医師の処方箋なしで購入できるようにする検討に入った。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「少子化が待ったなしの状況ということもありスピード認証になったのでしょう。EDは不妊や家族関係の悪化の一因になっており、治療へのアクセス改善を求める声が上がっていたと説明しています。しかしこれに対してある声が上がっています」。 女性の自主的な避妊方法が他の先進国より遅れているという現実だ。 「EDの薬がスピーディーに認証されるのに対し、女性の自主的な避妊方法であるミニピルやアフターピルの認証には時間がかかっているのが現状です。確かに少子化が待ったなしの今、ED薬の認証が急がれてることは理解できます。しかし、女性の人権を守ることを考えれば自主的な避妊薬もこれくらいにスピーディーに認証されてもいいのでは?と意見が上がっているのです」。 緊急避妊薬とED治療薬、一見相反するように思えるがどちら大切な薬であることは間違いない。安全性の担保はもちろんだが、いち早く認められる日を待っている人も多いのではないだろうか。 今回お話を聞いたのは夫のカバンの中から出てきたED治療薬服用に驚きを隠せなかったと話す都内在住の主婦だ。 ----------------------------------------------------------------------------
鈴木真紀さん(仮名・43歳)は、小学生の子供と夫と都内で暮らしている。 「夫は2つ年下です。同じ地方出身で大人になってから出会ってお付き合いをすることに。2年ほどお付き合いののち、結婚、出産をしました。今は2年生の子どもと3人で暮らしています」。 仲良し夫婦として近所でも有名だという。 「普通に手を繋ぎますし、お出かけも頻繁にします。2人でランチもしますし、夫はいつも俺には真紀ちゃんしかいないと子供の前でも堂々甘い言葉をかけてくれます。でも…」。 性的なふれあいは結婚前に比べると減ったそうだ。 「年下だったこともありお付き合いを始めた当初は本当に毎日のように夜の営みがありました。すごい意欲的だし、とにかく元気でしたね。結婚後も続きましたが子供が小学校に上がったくらいから頻度が落ちました。子供も大きくなったし、周りの友達の話を聞いても毎日なんてやらないって。じゃあ、月1~2回あればいい方だなんて思っていたんです」。 しかし、少し気になることもあったそう。 「ちょっと勃ちが悪いと言いますか…。若い頃のような元気がなくなってきたかな?とは思っていました。ただ、全然ダメってほどでもなかったんですけど…」。 そんなある日、夫のカバンの中に病院の薬の袋を発見。 「見覚えのない病院の名前で、あれ?と思いました。思わず、病院名と中の薬を写メ。あとでこっそり調べるとEDの治療薬だったんです。それを見てなるほど、最近レス気味だったのはこれが原因だったんだと合点がいきました。確かにすぐにイッちゃうことにごめんと言われたこともあったんです。気にしてくれていたんだなって」。 とはいえこちらから聞いてしまったらきっと夫を傷つけてしまう…そう考えた真紀さんはそっとしておいたという。 「だって満足した性生活を営むために通院までしてくれているだから、わざわざ聞いて傷つけるようなことはできません。このときはすっかり夫婦の性生活のために通院してくれたんだと思い込んでいたので逆に嬉しいくらいだったんです。私とエッチするためなんだって。でも…」。 真紀さんは少しでも興奮材料になるよう新しい下着を新調して少しでもムードを楽しめるように配慮した。しかし
【関連記事】
- 【続きはこちら】「私とのセックスのためじゃない…?」医師の処方箋なしで購入できるようになる見通しのED治療薬。その解禁はパンドラの箱を開けてしまうのか?
- 【銀行窓口問題】「昼休みしか行けないのに銀行も昼休みだと!」多忙なママが「金融機関」に激ギレしたワケ
- 「 一生続くとか無理…」ハイスペ夫が初夜に豹変。新婚妻を悩ませる決定的な性癖の違い。「 別れたいって言うのはワガママですか?」
- 「別れるつもりだった…」41歳で妊娠。相手は本命?それともセカンドパートナー?托卵妻になるのか瀬戸際の選択を迫られる奔放な妹に思うこと
- 「 最後にもう一度だけ…」50代バツイチ女が挑んだ婚活で20代男子に心酔。心も金も注ぎ込んだ果てに見た「残酷すぎる世界」