【2024年版】 今こそ行きたい! 日本の秋の絶景 ~中部・北陸篇~
◆静岡県
◆修善寺温泉街の恋の橋 伊豆最古の温泉場として知られる「修善寺温泉街」。情緒ある街並みと、近年増えているおしゃれなカフェなどが融合する、今注目を集めているエリアだ。 秋になると、温泉街を流れる桂川沿いで鮮やかなモミジが眺められ、特にモミジが密集する「楓橋」周辺がフォトスポットとして人気。 桂川に架かる全部で5つの橋には、それぞれ恋にまつわるご利益があるとされ、これらの橋を渡るときに願いをかけると成就するといわれている。修善寺は源頼家と夜叉王の娘・かつらの愛を描いた戯曲『修善寺物語』の舞台になった場所である。 5つの橋の別名は、渡月橋(みそめ橋)、虎渓橋(あこがれ橋)、桂橋(結ばれ橋)、楓橋(寄り添い橋)、滝下橋(安らぎ橋)とロマンチックだ。 修善寺温泉街の恋の橋(しゅぜんじおんせんがいのこいのはし) 所在地 静岡県伊豆市修善寺
◆愛知県
◆小原の四季桜 四季桜は、春と秋の年に2回花を咲かせる珍しい桜。豊田市小原地区では、毎年秋になると約1万本の四季桜が花を咲かせ、紅葉と桜の見事な共演を楽しむことができます。例年の見ごろは11月上旬~下旬。 同地区のなかでも「川見四季桜の里」は、山の斜面全体に紅葉と桜のコントラストが広がり、風が吹くと色づいた葉や花のさざ波が斜面を伝わって、その美しさはひとしお。 ここでしか見られないこの風景は、地域の方々の手で長い年月をかけて熱心に行われた植栽や整備によって育まれた、奇跡の絶景なのです。 小原の四季桜(おばらのしきざくら) 所在地 愛知県豊田市小原地区
CREA編集部