コスパ悪い…電気代節約のために今やめたい「相性の良くない暖房家電の組み合わせ」
冬の電気代といえば、やっぱり気になるのが暖房代。部屋の中では暖かく快適に過ごしたいのはヤマヤマだけど、一方では暖房代がかさんでしまうことが気になってしまって……という人も少なくないのではないでしょうか。 写真)コスパよく部屋を温めるために…今すぐやめたい「暖房家電の組み合わせ」 そこで今回は、電気代の中でも暖房代にフォーカスして、お得な「節電テクニック」をピックアップ。意外と知らない、電気代を抑えるために相性のよい暖房家電の組み合わせ、よくない組み合わせについてもご紹介します!
2024年12月から電気代が再び値上がり
電気代の値上がりが止まりません。2023年の春ごろから燃料価格の値上がりや円安などを背景に断続的に行われてきた電気代の値上げは、1ヵ月あたり数千円~1万円の出費増となって家計を直撃しています。 こうした事態の中、政府は冷房代によるさらなる出費増を緩和しようと、2024年8~10月使用分(9~11月請求分)について「酷暑乗り切り緊急支援」を実施。電力会社などの事業者に使用量に応じた補助金を出すことで、電気代や都市ガス代が値引きされていましたが、それも夏の終わりとともに終了。多くの家庭において、11月使用分(12月請求分)から電気代の請求額が一段増えることに。 それだけではありません。夏が終われば冬がやってきます。冷房と同様、暖房は大きな電気を消費します。実際の請求額を見てから「ええー!」と驚かないためにも、先回りして暖房にかかる電気の消費量を抑えにかかりたいところです。
ズバリ、コスパのよい暖房器具は?
以前、こちらの記事(https://gendai.media/articles/-/104855)でも紹介しましたが、エアコン、電気ファンヒーターや電気ストーブ、オイルヒーターといった主要な暖房器具の中でも一般的にもっともコスパがよいとされているのが、電気ストーブです。型式や仕様などにもよりますが、1時間あたりにかかる電気代は約10~20円とされています。 電気ストーブのメリットは、電気代が安いことだけではありません。スイッチを入れるとすぐに暖房が始まるため、近くにいればすぐに暖かさを感じることができます。誰もいない、冷え切った部屋に帰宅した場合には心強い味方と言えますね。「帰宅後すぐに暖まりたい」といった場合にありがたい存在です。 一方、デメリットといえるのが、部屋全体を暖めるにはかなりの時間がかかること。部屋の広さによっては、電気ストーブだけでは1時間経ってもなかなか適温にならない、といった場合もめずらしくありません。