「とても悲しい」レアル指揮官が重傷のバルサ守護神へエール、原因は増え続ける試合数と語る「サッカー界はよく考えるべき」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、重傷を負ってしまったライバルの守護神に言及した。『beIN SPORTS』が伝えた。 22日、ラ・リーガ第6節が行われ、バルセロナはアウェイでビジャレアルと対戦。試合は、1-5とバルセロナが大勝し、チャンピオンズリーグ(CL)のモナコ戦の敗戦から立ち直った。 しかし、1-2とリードした前半アディショナルタイムに悲劇が。CKからのクロスをキャッチしたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが右ヒザを負傷。そのまま腰からピッチに落下し緊急事態に。担架で運び出されていた中、23日に右ヒザ膝蓋腱の完全断裂と診断。手術を受け成功していた。 今シーズン絶望とも言える重傷を負ったテア・シュテーゲン。悲劇とも言える中、多くの励ましのメッセージも届いている。 そんな中、24日に試合を控えるマドリーのアンチェロッティ監督が記者会見に出席。昨シーズンはベルギー代表GKティボー・クルトワがプレシーズンで重傷を負い、守護神を失う辛さを知る中、テア・シュテーゲンにエールを送った。 「昨日のテア・シュテーゲンのように、重要な選手が負傷することを見るのはとても悲しい。彼は世界最高のGKの1人であり、早く回復してもらいたいと思う。できるだけ早く回復してほしい」 「我々が行動を起こすまで、何人の負傷者が出るだろうか?今シーズンはカレンダーが変更されないため、今のところ我々にできることはあまりないが考えることはできる。サッカー界はこのことをよく考える必要があるだろう」 この所、選手や監督から多くの声が挙がっている試合数問題。ケガのリスクが高まる中、重要な選手の重傷も増えているのは事実。そろそろ真剣に考える必要が出てきそうだ。
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