難関大合格者は、3年で4218時間も勉強!一刻も早く勉強し始めるべき7つの理由
大学受験専門AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)代表の鈴木優志です。受験勉強をしたほうがいいとわかっているけど、なかなか取り掛かることができない人も多いと思います。でも、理解している通り、受験勉強のスタートは早ければ早いほうがいいのは確かです。皆さんの背中を押して、本日から本気で勉強してもらうために、今回はその理由をさまざまな角度からお伝えしていこうと思います。
「受験勉強」とは何か
定期テストのために一生懸命勉強しているのも立派な受験勉強だと思います。しかし、ただ流れで定期テストだけ、テスト週間だけ、宿題だけしているのは、私の中では受験勉強と呼んでいません。 私は「目標を明確にし、志望校と向き合い、分析し、能動的に継続して勉強をしている状態」を受験勉強と呼んでいます。つまり、それを開始したところからが受験勉強のスタートだと定義しています。そのため、戦略的に見て必要な科目の対策として定期テストの勉強をすることも、立派な受験勉強だと思っています。
受験勉強を早く始める理由(1) 復習範囲を最小限にできる
受験勉強を高校3年生からスタートすると、志望校との学力差がある場合は、1・2年生の2年間で習ったことの復習から始める必要があります。それと並行して3年生で新たに習うことも対策しなければならないため、学校の勉強と受験勉強の両立が、志望校との学力差があればあるほど難しくなります。 その一方で、たとえば2年生の夏に受験勉強を始めたら復習する範囲は1年半分、2年生の初めなら1年分、1年生の夏なら半年分というように、始める時期が早ければ早いほど復習範囲はより少なくて済みます。もちろん勉強を続けていくことは必須ですが、志望校との差の開いている部分を解消できれば、その後の勉強も高い水準で推移していくことができます。 受験は知識の積み重ねです。科目の初期や基礎でわからない箇所を放置すると、その後の勉強の効率が悪くなってしまいます。
受験勉強を早く始める理由(2) 偏差値を上げやすい
模試の偏差値は、ライバルとの学力の差がどれだけあるかを数値化したものです。受験勉強を始めている高校生がまだ少なく、模試の平均点が低い段階で努力して点数を上げれば、偏差値は飛躍的に向上します。 その結果、「勉強をがんばれば成績が上がる」という実感を得ることができ、やる気も上がっていきます。逆に、周りが当たり前のように受験勉強をしている3年生の段階では、偏差値を上げることが難しくなります。