難関大合格者は、3年で4218時間も勉強!一刻も早く勉強し始めるべき7つの理由
受験勉強を早く始める理由(3) 勉強時間の総量を増やせる
学校の小テストや定期テストのように、「勉強をやりきった!」「これで満点だ!」という状態になることは受験ではほぼないでしょう。つまり勉強時間が足りなくなることがほとんどと言えます。 どれだけ限界まで勉強したとしても、1日にできる時間には限界があります。受験勉強を始めてからは、勉強時間を最大化するのは当然ですが、いかに早く勉強を開始することの重要性に気づき、実際に開始できるかで、勉強時間の総量を増やすことができます。 高校3年生の4月から共通テストまでに家庭学習が可能なのは2,292時間 高校3年生の4月から共通テストの受験日まで、家庭で学習可能な1日あたりの時間数は、平均して平日が6時間、土日が12時間と考えると、合計は2,292時間※になります。 ※54時間/週〈1日6時間×平日5日間+1日12時間×土日2日間〉×4週×9か月〈12月末まで〉+夏30日間×6時間+冬10日間×6時間+1月の2週間。 夏休みは40日間として平日30日間、冬休みは14日間として平日10日間が6時間増えたものとして計算。 ここから学校関係で使用する時間を削っていきます。 4月からの合計2,292時間から878時間を引くと1,414時間になります。特に国公立のように多くの受験科目を必要とする場合は、1科目に充てられる勉強時間は少なくなります。もしここから過去問演習の時間を除くと、国公立の場合は、実際には1,000時間少ししか残らなくなります。 国公立で8科目の場合 1,414時間÷8科目=176時間 実際には配点を考えて科目比重を動かしますが、等分で考えると1週間54時間で計算しているので、目安としては過去問演習込みで1科目3週間ほどで完成させていく計算になります。 私立で3科目の場合 1,414時間÷3科目=471時間 環境が異なるので全員がこの数字になるわけではありませんが、一つの目安として見ていただき、高校3年生からの勉強開始がどれほど少ないかを理解しておきましょう。この総量を、早く勉強を始めることで増やしていく必要があります。時間は有限です。受験日は決まっています。自分が行動しなければ時間を増やすことはできません。