難関大合格者は、3年で4218時間も勉強!一刻も早く勉強し始めるべき7つの理由
受験勉強を早く始める理由(5) 後半のプレッシャーが減少する
受験のプレッシャーで受験生は後半、思うように勉強に集中できなくなることがあります。受験直前期になってくると、特に志望校との差が開いているほど合格できるのか不安になり、先生と友達の言葉や、模試や過去問の点数で気持ちが続かなくなってしまう人が出てきます。 受験生の悩みや不安は、勉強をして学力を上げて、問題を解けるようにならないと解決できないものがほとんどです。厄介なのが、その不安は一時軽減されても、何度も何度も受験日まで続くことです。根本的には合格するまで解決できない問題です。 もちろん受験勉強を早くから始めても、この不安が消えることはありません。しかし、早くから勉強を始めて、模試でA判定・B判定などの合格者平均に乗せることができれば、不安との戦いに勝ちやすくなります。それによって悩む時間や、心配事を考えて集中力が分散することも減らすことができます。
受験勉強を早く始める理由(6) 学校が有効活用できる
学校の授業時間は、50分授業を1日6時限、週5日あるとした場合、週にすると25時間以上になります。1日6時間、土日で12時間勉強すると54時間なので、週で考えると勉強時間の3分の1から、多いところでは半分ほどを学校の授業が占めます。そこから宿題や予習復習、定期テストの勉強で多くの時間を使います。この学校の時間を受験勉強にも活かし、かつその質を高めることが合格にも重要になってきます。 受験勉強を開始するということは、目的・目標を明確にして、志望校の分析をすることです。自分に必要な科目、要素(英作文、リスニング、記述式など)や受験制度を知ることで、普段の宿題や定期テストに向けた勉強の、位置付けと臨み方が明確化できます。 これによって、全科目で平均的に点数を上げにいくのではなく、受験で使わない科目の勉強時間を受験で使う科目や要素に振り分け、それを優先して勉強することで、その分高得点を狙うことができます。この受験科目や要素に応じた比重のことを考えれば、普段の宿題や小テストや復習に関しても、取り組み方を変えていくことができます。 一通り学習範囲が終わると、学校の授業は復習や演習に入ると思います。その際に一定のレベルに到達できていないと、演習系の授業で得られるものが減ってしまい、自分ができないことを再認識させられる機会が増えていきます。しかし逆に、それまでに演習に入れるレベルに到達していれば、自分で演習をしなくても学校の授業で、演習や知識の定着が自然と行われていきます。 そのため、受験勉強の開始が早ければ早いほど、学校の授業で知識を定着させていくことができます。もちろん、学校から出される復習や演習系の宿題にも時間がかからなくなります。このように早く受験勉強を始めることで、学校の勉強時間や普段の勉強時間も効率化していくことができます。