【バレー】STINGS愛知・関田誠大「やっとチームとして戦っている感じがあり、非常に楽しかった」 SV男子会見
10月19日にエントリオ(豊田合成記念体育館)(愛知県)で行われたバレーボールSV男子、WD名古屋vsSTINGS愛知の試合後会見のうちSTINGS愛知分をお届けする。
関田誠大、髙橋健太郎、小川智大選手(STINGS愛知)
■ジェイテクトSTINGS愛知 ●関田誠大選手(セッター) 先週の敗戦からチーム自体が切り替えて勝つことができ良かったです。 第1セット取られましたが、僕たちの雰囲気は先週より良く、やっとチームとして戦っている感じがあり、非常に楽しかったです。 絶対勝てると思って今日は臨みました。 ●髙橋健太郎選手(ミドルブロッカー) 今日は自分たちのやるべきこと、試合内容ができたと思います (シーズン前から)凄い選手が多く集まっていると騒がれていた割にはVC長野さんに第1節で負けてしまいました。 自分たちとしてもプロとしてこのチームで大きなお金を動かして貰ってやっている以上、責任を果たさなければいけません。 SV.LEAGUE対してのチームの位置付けなどを考え、1週間試合に向けてしっかりフォーカスしてやってきた結果が今日出て良かったです。 ●小川智大選手(リベロ) 勝てて嬉しいです。 (先週は)VC長野に比べ力が勝っていることは分かっていましたが、うまくかみ合わずチーム力が足りず負けてしまいました。 今週はしっかりした練習ができ、敗戦から逃げずに向き合った結果が今日出て本当に良かったです。 ――関田選手に。第4セットのアクシデントについて 関田:僕が(バックゾーンで)トス(セット)を上げた後に走って(本来のフロントゾーンのセット位置)に戻ろうとしたときに藤原(直也)選手の右腕か右手が目の前にきて避けきれずに当たって鼻血がでました。 ――アクシデントの影響は? 関田:問題ないです。 ――先週のVC長野戦に比べ良かった点について。 関田:Tj(デファルコトリー選手)のスパイクです。 あそこが決まってくるとチームが乗ります あとはブロックが非常に良かったです。ミドルの髙橋(健)選手はじめ良いブロックをしていました。 ――楽しいと言っていたがその要因は? 関田:楽しかった部分は、チームとして打開して、試合を乗り越えていくところです。 僕もサイドアウトを取らないといけないとか、責任を感じながらやっていました。 (レシーバーが)パスを非常に頑張ってくれていました。スパイカーも一生懸命打ってくれていました。 そういう思いも感じながら今日は臨めたので、それも含めて楽しかったなと思いました。 ――髙橋(健)選手に。先週のVC長野戦の第1節GAME2に出場しなかったが? 髙橋:チームの底上げのためです。 僕が(レギュラーシーズン)44試合全部戦い抜けないと皆様多分そう思っていると思います。僕自身もそうです。 いろんな選手を使い、チームの底上げをしてないといいチームにはならないと思います。 44試合戦い抜ける、組織力を作るために僕は外れたと思います。 ――今日の自身のプレーについて。 髙橋:(僕が)ここ(STINGS愛知)に入ったのは、ブロックで買われているからです。 今日は一人一人が求められているプレーをやった結果がでて本当にかみ合っていました。 僕は本当ブロックで得点を取る、ブレイク(自サーブ)の場面で頑張らないといけないです。 (ビッグサーバの)宮浦(健人)、Tj(デファルコ選手)のサーブのローテーションでは後ろからフロントのブロックに対していろいろ指示する、関田さんはトスをしっかり上げるなど一人一人のその役割が果たしています。 これはどのチームと試合をやっても通用すると思っています。 結局できるかできないか、勝てるか勝てないかは僕たち次第です。 僕たちが自分たちのやるべきことを果たすまでかなと思います。 ――第2、3セットの始まりのブロックポイントについて。 髙橋:所属チームが(東レ静岡からSTINGS愛知に)変わってフィットする、しない部分があり迷っています。 その迷いをずっと頭の中でモヤモヤ抱えていました。 今日はそれを捨てて素直にブロックをしようとしました。 僕が期待される部分はそこ(ブロック)で重圧があります チームメイトからの期待は最初あったのですが、練習から止められなくなってきて..。 小川:アベレージで普通に本当にどこかで必ず止めるので。 ブロック本数ではなくても(ブロック)タッチのボールめっちゃいいのが来ます。 それを本人がブロックできてないけどとか言ってるから..。 僕たち的にはずっといいタッチくれているのでそこは気にしてないです。 彼が気にしているだけです。 髙橋:僕は結構職人気質で、嵌ってこないとダメだっていうところがあります。 納得がいく、いかないを大事にしています。 僕が(ブロックを)やればこのチームは強いです。 それだけしか、今日考えていなかったです。 ――小川選手に。昨シーズンまで所属していたWD名古屋のホームゲームでプレーをしたことについて。 小川:ウルドッグスだからとかではなく、今日は先週と違ってチームで戦っている感じがあり、それは凄く楽しかったです。 ――関田選手も言っていたがチームで戦えるようになった要因について。 小川:個人でもチームとしても課題が多くあります。 練習で課題が出た時にはしっかり話してその都度合わせていました。 レセプション(サーブレシーブ)の(レシーバーの)関係性、トス、ブロックもそうだし、それをやっていたからです。 ――WD名古屋のサーブについて。 小川:僕が昨シーズン所属していたときから、サーブが良い時は(特別)良い、今日はその日でした。 向こうはずっとサーブで思いきり殴ってきて、先週から結構パスで関田さんにストレスをかけてしまっていました。 第1、2 セットはエース取られ、サイドアウトの場面で(関田選手に)考えさせる部分もあったと思います。 そこはリーグ通して僕たちの課題だと思っています。 強いサーブをしっかりキープしてイージーサーブを(セッターに)持っていくかが大事になってきます。 どの相手チームでもサーブレシーブは絶対に不可欠なところなのでそこは頑張っていきたいと思います。