中日・石川翔、やり投げ・ディーン元気との合同トレに今年も参加 最速160キロの壁突破へ「今年はもっと吸収できるように」
中日の育成・石川翔投手(24)が1日、パリ五輪陸上男子やり投げ代表のディーン元気(32)=ミズノ=との合同トレーニングを開始した。2年連続の参加。今季、右肘手術から実戦復帰して最速157キロをマークした右腕。”元気玉”を極めて、160キロの壁をぶち抜く。 ◆ディーン元気らと合同トレした昨オフのようす【写真】 オリンピアンに今年も教えを請う。小笠原、勝野とともに参加するディーン元気とのトレーニングを前に、石川翔は「昨年はいろいろ教えてもらってメニューをこなすのに必死。今年はもっと吸収できるようにやっていきます」と語った。 昨年3月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称、トミー・ジョン手術)を受けた。今年6月に実戦復帰すると、球速が出にくいとされるナゴヤ球場で157キロを計測。底知れぬポテンシャルを披露した。秋季キャンプも沖縄組に抜てきされ、完走。来春のキャンプでも北谷組の候補の一人だ。 「来年は野球人生が懸かる一年になる。毎日、自分の体と向き合って最善を尽くしていきたい」。2017年のドラフト2位。全てにおいてレベルアップして、2桁の背番号を勝ち取る。
中日スポーツ