ジュビロ磐田からポーランド1部へレンタル移籍中のMF古川陽介　撮影：中地拓也

　ポーランド1部グールニク・ザブジェに所属するMF古川陽介が現地11月24日に行われた第16節のピアスト・グリビツェ戦で移籍後初ゴールを決め、ファンからの称賛を集めている。 ■【動画】「やったやん!」「むっちゃええゴール」「えっぐい仕事してる」と歓喜の声! 21歳MF古川陽介の難易度高め＆価値ある欧州初ゴール■ 　滋賀県出身で現在21歳の古川は、静岡学園高校時代に背番号10を背負って出場した高校選手権で圧巻の“5人翻弄ドリブル弾”で注目を浴びた。2022年にジュビロ磐田入りし、Jリーグ通算2年半で公式戦75試合に出場して7得点をマークした後、今年9月に期限付き移籍で渡欧した。 　リーグ第9節で新天地デビューを飾った古川は、初スタメンを飾った第12節で鋭い切り返しからの右足クロスで初アシストをマークした。そしてこの日、後半17分からの途中出場で自身リーグ8試合目のピッチに立つと、0-0のまま迎えた同44分だった。 　グールニクが細かくパスを繋いで右サイドから攻め込むと、オーバーラップしたDFパベル・オルコウスキがゴール前へクロスを送った。中央で元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキが潰れると、その後方から勢い良く走り込んできた古川が、ハーフボレーの形でダイレクトで右足を上手く合わせてゴールネットに突き刺した。

■「古川のゴールが決勝点やんけ!」

　この古川の得点が決勝点となり、チームは1－0で勝利した。するとSNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「やったやん!」 「むっちゃええゴール」 「古川くんのゴールうれしい!大きな一歩」 「古川のゴールが決勝点やんけ!」 「ふるふるー!!えっぐい仕事してる」 　ベンチスタートが続く古川だが、着実に結果を残し始めており、試合後のロッカールームで勝利に沸く歓喜の輪の中、中心となって踊る姿も公開された。このゴールがチームメイトからの信頼を確かなものにし、さらなる飛躍へと繋がることは間違いなさそうだ。