アストンマーティンF1、9月10日にニューウェイ移籍を発表か?レッドブルの人材流出がチーム弱体化に影響とマルコが認める
アストンマーティンは来週9月10日火曜日、F1専門のジャーナリストを招集して記者会見を行う予定だ。シルバーストーンでの行われるこの記者会見の議題は明らかにされていないが、エイドリアン・ニューウェイとの契約を発表するのではないかという憶測が飛び交っている。 オランダの『デ・テレグラフ』紙はニューウェイとレッドブルの契約により、9月6日(金)までは公表しないという合意があると報じている。 チームの広報担当者はコメントを控えているものの、報道によれば、ニューウェイ(65歳)がアストンマーティンに年額2,600万ドル(約37億円)の契約で引き抜かれたと言われている。 ■マルコ、人材流出が影響と認める ニューウェイは、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表のスキャンダルが明るみに出たことで、今年、レッドブルを去る決断をしたとされており、このスキャンダルがここ数ヶ月のレッドブルのパフォーマンス低下にも影響している可能性がある。 「そのようなことがチームの助けにならないことは明らかだが、最終的には、我々の状況は技術的な問題ではなく、重要な人材の流出が直接影響している」と、レッドブルのヘルムート・マルコ博士は今週、オーストリアの新聞『Osterreich』紙に認めた。 「もし特定の従業員が変化を望み、良いオファーを受けたり、新しい機会を見出したりすれば、その機会を選ぶのは当然だ」と、オーストリア人は付け加えた。 ■フェルスタッペンとの契約に影響は? ニューウェイやジョナサン・ウィートリーといった重要な人物が去ったことで、レッドブルはマックス・フェルスタッペンを保持するのにも苦戦するかもしれない。フェルスタッペンには2028年までの契約にいくつかの退団条項が含まれている。 マルコは、フェルスタッペンが2025年と2026年にどのチームで走るかについて確かな情報があるのか尋ねられた時、「来年はレッドブル・レーシングで走るだろう」と答えるに留めた。 ■フェルスタッペン、ニューウェイに残って欲しかった 2026年についてはどうだろうか? 「ああ、それはずっと先のことだ。今は2024年の世界選手権に全力を注いでいる」とマルコは答えた。 先週末のモンツァで、レッドブルの問題とニューウェイの離脱の関連について質問された際、フェルスタッペンは次のように答えた。 「僕はいつも、エイドリアンには残ってほしいと話していたよ」