【F1サンパウロGP予選】大雨により大幅な遅延決定 ー 激化する中団争い!新人たちのウェット経験は?
F1第21戦サンパウロGP(インテルラゴス・サーキット)の予選が、大雨の影響により開始が遅れている。 ●【2024F1第21戦サンパウロGP】全セッションの結果・タイムスケジュール 予選が始まる予定だった日本時間3時、テレビ画面では「予選の開始は遅れます」とだけ通知されていた。レースコントロールは「次の通知は30分後になる」としている。豪雨は過ぎ去ったようだが、コース上空ではまだ激しい雨が降っている。 そして、日本時間3時30分に通知された内容では、「予選開始予定時刻ー日本時間4時」という表示に切り替わった。まだ雨粒は見えている。 日本時間4時時点で、「予選開始予定は4時15分」とされていたが、「4時30分」に更新されている。上空は分厚い雨雲が覆っており、かなり暗い。日没までは2時間あるものの、視界が良くなることはなさそうだ。 このコースは水捌けがかなり良い方だが、そうなるまでにはかなり時間がかかりそうだ。 ■中団グループ争いに注目 昨日のスプリント予選を見ると、トップ10入りを目指す中団グループは熾烈な戦いになる可能性が高い。 昨日は、ハミルトン(メルセデス)とペレス(レッドブル)の2台がSQ2で脱落したことも影響し、中団グループからはガスリー(アルピーヌ)、ローソン(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、ベアマン(ハース)の4台がトップ10入りを果たした。 ■ハースはベアマンが引き続き出場 そのベアマンは、金曜日の朝に体調不良のケビン・マグヌッセン(ハース)に代わって、急遽スプリントまでの予定で出場していたが、マグヌッセンが再舗装されたトラックでぶっつけ本番での予選に臨むより、好調だったベアマンを走らせた方が賢明だと判断し、合意が成立した。 ■2人の新人は今季初のウェット 先ほどのスプリントではミディアムタイヤが使われていたが、この予選ではインターミディエイトかウェットタイヤが主役となる。 今シーズン途中から参戦して旋風を巻き起こしているコラピント(ウィリアムズ)とローソン(RB)は、今シーズンまだウェットの経験がない。とはいえ、昨シーズンのオランダGPで急遽代役出場したローソンは、F1でのウェットは経験している。