ノリスがサンパウロGPのスプリントを制す!チームオーダー発動もマクラーレン1-2、フェルスタッペンはVSC中の違反でP4降格…角田裕毅15位|F1
2024年のF1第21戦、サンパウロGPのスプリントレースが現地時間2日行われた。 【動画】「マクラーレンがワンツー!」スプリントレースを制したのはノリス 現地インテルラゴスは晴天、気温28℃、路面温度48℃のドライコンディションでスプリントの時刻を迎えた。24周で行われるスプリントのタイヤに、20台全車がミディアムを選択している。 スプリントレースがブラックアウトとなり、オスカー・ピアストリ、ランド・ノリス、チャールズ・ルクレール、マックス・フェルスタッペンと、グリッド順のままでオープニングラップを終える。17番グリッドの角田裕毅もそのままP17で2周目に入った。 この後は各ポジションで接近戦になるも、トレイン状態が続いてなかなかポジションの上下動が起こらず。 角田は10/24周目のターン1でバルテリ・ボッタスをパスし、P16に順位を上げた。だがボッタストレインにしばらく付き合ったこともあり、前のエステバン・オコンとは6秒もの差がついている。 トップのピアストリが逃げる展開が続き、2番手ノリスは後ろからルクレール、フェルスタッペンが迫っていることもあり、マクラーレンはピアストリに対して「ランドにDRSを使わせて」と指示。これでトップ4はDRSトレインで戦況が進む。 セルジオ・ペレスは徐々に追い上げていき、ポイント圏内である8番手リアム・ローソンとの接近戦に入る。だがその前にいるピエール・ガスリーからのDRSで続いていることもあり、なかなか抜けない。 18/24周目のターン4では、フェルスタッペンがルクレールをパスして3番手に浮上。1.5秒前にいるマクラーレン勢を追う。 ペレスは残り5周の20周目ターン1でローソンをパスし、P8に浮上。ポイント圏内に入ってきた。この20周目の途中、ニコ・ヒュルケンベルグがマシントラブルでターン10~11の間でストップ。これでセクター2区間はイエローフラッグとなった。 残り3周の22/24周目、バックストレート区間でマクラーレン勢はポジションをスイッチ。タイトル争い中のノリスを前に行かせ、ピアストリは2番手となった。3番手フェルスタッペンはここからピアストリとの勝負に出る。 だがヒュルケンベルグのマシンがストップしたままとなっており、レースはこれでバーチャルセーフティーカーに。これで各ポジションの勝負は水入りとなった。