フェルスタッペン、4位へ降格!サンパウロGPスプリントで痛恨の5秒ペナルティ!タイトル争いへの影響も?
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1サンパウロGPスプリントレース後に5秒タイムペナルティを受け、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろの4位に順位を下げることになった。 ●【2024F1第21戦サンパウロGP】全セッションの結果・タイムスケジュール フェルスタッペンは、24周のスプリントの激しいバトルの末にルクレールを抜いて3位に上がり、タイトルを争うマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスを追いかけていたが、レース終盤のバーチャルセーフティカーがその追い上げを妨げた。 原因となったニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のマシンが撤去されトラックは再びグリーンになったが、フェルスタッペンはタイトル争い中のチームメイトであるノリスに首位を譲ったピアストリに追い抜こうと試みた時には残り1周を切っていて、かなり困難な状況だった。 そしてレース後、バーチャルセーフティーカー(VSC)の条件下でのルール違反の可能性が指摘され、スチュワードはペナルティを決定した。 スチュワードは調査をした結果、フェルスタッペンに5秒のペナルティを科し、彼はルクレールの後ろの4位に順位を下げ、タイトルライバルのノリスに対して1ポイントを失った。現在、フェルスタッペンは44ポイントのリードを保っている。また、レーシングライセンスにもペナルティポイントが1点加算され、過去12か月間で7点になった。 決定文書の中で、スチュワードは「VSC規定タイムよりも0.63秒速く走り優位性を得られ、VSC開始時よりも有利な位置にいたため」と説明している。