小池都知事が定例会見12月3日(全文1)オミクロン株に感染しない、させない行動を
職場でのテレワーク推進に向けた活躍を期待
ちょうど飲食店でコロナ対策リーダーを決めていただいて、そして都とつながって、いろんなお知らせとか、こうやってください、何か課題ありませんか、教えてくださいっていうような、インタラクティブな形を構築したわけですけれども、テレワークについても推進リーダーを設けることによって、その方が中心となってテレワークを、ある時期すごく進んだと思いますけれども、それをより定着させていくという形でお願いするものです。この推進リーダーの方々には動画による研修を受講していただくなど、職場でのテレワーク推進の中心として活躍していただくということを期待しています。 また、この推進リーダーを設置された中小企業で、テレワークを週3日、社員の7割以上実施しましたという会社、そういった会社にはテレワーク推進強化奨励金を最大で50万円支給いたしますので、ぜひテレワークをこの際、あらためて定着させることによって、生産性の向上であるとか、働き方の改革の定着など、推し進めていただきたい。そこにリーダーさんを1人設けることによって、より明確にそれらのやり方、ほかのいい事例などを学ぶとか、いろいろ情報を提供させていただきますので、東京全体でそれを進めていきたいと、このように考えています。オミクロン対策も含めてです。十分、力を発揮していただきたいと思います。 これらのお願いを都としてSNSやテレビCM、デジタルサイネージなどを活用しまして積極的に発信をしていきます。併せまして広報車によって、メガホンで叫んでますけれども、繁華街などにおける注意喚起や、街頭での呼び掛けなどを行ってまいります。
昨日時点で2回目の接種を終えた都民は82.3%
それから同じく情報発信なんですけれども、オミクロン株に関する情報、これを正しく理解していただくように、今日から特設のページを開設いたしますので、ここもご参考にしていただければと思います。例えばオミクロン株ってどんな特徴があるのとか、日常生活で気を付けるべき内容はなんなの、相談窓口はどこなの。こういったことを分かりやすくまとめて紹介しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。 こうした対策と併せて最重要かつ最大の武器はやはりワクチンということであります。すでに東京におきましては12歳以上の接種を受けられた方々については、83.5%が1回、2回目がもうほぼほぼ皆さん受けておられるということで、82.3%というのがきのうの数字であります。一応、月が変わって今月の1日から医療従事者への3回目の接種が始まったわけで、今後3回目の接種受け付けが可能になった方は、ぜひ接種をご検討いただきたい。また引き続き1回、2回の接種も受けられますので、まだ受けておられない方、希望される方々、どうぞこの機会をご活用いただきたい。 1回目と2回目の接種につきましてはご覧の、ここですね、大規模接種会場で接種が可能になっています。こちらのほうもワクチンポータルサイトがあります。そこで予約状況とか、予約なしにいけますので、今のこの時期においては。それらもご確認いただきたい。区市町村の会場についてはお住まいの区市町村のほうにお問い合わせをいただきたいということであります。 さて、オミクロン株という新たな変異株による感染が現時点では帰国、日本に入国された方で、お二方、要請の例が出てきているということでありますけれども、ただ、この変異株による感染がまだ広がりを見せていない今こそ緊張感を持った対応が極めて重要ということでございます。これまで以上に都民の皆さん、事業者の皆さま、感染しない、させない、そのための行動をよろしくお願い申し上げます。