小池都知事が定例会見12月3日(全文1)オミクロン株に感染しない、させない行動を
キッチンのレンジフードも換気に有効
そこで都民の皆さまへのお願いでございますけれども。オミクロン株による感染拡大を防ぐ、そのために今の初期段階でのお1人お1人の基本的な感染防止対策のさらなる徹底、これはもう皆さま分かってるわよとおっしゃるかもしれませんけど、その分かってるよのこの部分を実行することが重要で、3密の回避だ、手洗いだ、消毒だと、これもあらためて自らを守る、そしてご家族を守るということで、徹底をお願いいたします。マスクは不織布マスクで顔にフィット、それから冬の感染防止には換気、これが特に重要になります。こういった大規模な建物については、いろんな基準がありますので、それを満たしていることは必然と、必要なポイントになりますけれども、あらためて換気を見直していただきたい。 ご家庭でも同じです。ご家庭でも、例えば換気で言うと、窓を開けるというのが一番簡単なんですけれども、あと意外と盲点になっているのがキッチンのレンジフードですね。うちのはちょっとうるさい音がするので、ちょっと直さないといけないかなと思ってるんですけれども。レンジフードも、これ、換気には有効ですから、あらためて、強弱付いていると思いますけれども、弱辺りでも有効かというふうに思います。換気の点については、東京iCDCの賀来先生をはじめとする専門家の先生方もおっしゃっています。 それから飲食店の皆さまへのお願いでございますが、都と連携して12万人を超えるコロナ対策リーダーの方、登録していただいて、そちらと、お1人お1人のコロナ対策リーダーとつながっています。いつもメールなどで基本的な感染防止対策の徹底をお願いして、またリーダーの皆さんが中心となって、あらためて実施状況の確認ということ。アクリル板の設置とか、空調機、窓開け、換気などなど、これが認証基準になっているわけですから、その順守をお願いしたい。
テレワーク推進リーダーを設置する制度を開始
それから都では多くの飲食店の方々にTOKYOワクション、こちらの活用をお願いいたしております。そして、こちらも31万人の登録をすでにいただいているところであります。認証店のリーダーの皆さま方には、都から提供する動画でTOKYOワクションアプリの活用方法ということもメールでお送りしていますので、そちらをご覧いただければと思います。利用者の皆さま方には、TOKYOワクション登録していただいて、さっき申し上げたように、すでに31万人。お店と一緒に感染防止に取り組んでいくようお願いをいたします。 それから商業集客施設関連で、こちらは不特定多数の方々が利用されることが多いわけですけれども、特にこれからの時期というのは年末ということがあって、混雑が見込まれる。そこで、各業界団体でガイドラインを設定していただいていますけれども、そこを改訂したガイドラインに基づいて、利用者同士の距離、確保すること、ソーシャルディスタンスですね。短時間利用、お店にはあまり長くいないようにということで、時間を区切るとかですね。それから混雑した際のフロアへの入場制限、デパ地下などのケースがここに当てはまります。感染防止へのご協力、それぞれの施設の方々、よろしくお願い申し上げます。 それから企業の皆さんです。こちらは企業においてもオミクロン株対策、しっかり行っていただくというのが1つ。職場での基本的な感染防止対策の徹底、あらためてご確認ください。それとテレワークです。テレワークと時差出勤、人と人との接触の低減にさらに取り組んでいただくということで、これ、以前からやっていますけれども、「東京ルール」宣言というのを行っていただいている企業が多々あります。これはもともと働き方改革で始めてきたものですが、それがコロナ対策とも重なるということで、テレワークを推進している方々、本当に取り組んでおられる企業の皆さんには敬意を表したいと思いますし、そこでまた引き続きこのオミクロン株の出現ということも含めて、テレワークの推進リーダーを設置する制度を開始したいと思います。