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補足もはや「国民の力」が考えるのは、次回の大統領選でしょう。 「弾劾で自党系の大統領が去った」あるいは「国会で大統領弾劾案可決された」という構図は避けたい。 韓国では過去に2度、国会で弾劾案が可決されたことがあります。2004年3月12日（廬武鉉大統領当時）、2016年12月9日（朴槿恵大統領当時）です。 その次の大統領選の結果は同じでした。政権交代が起きました。 ただし2004年の廬武鉉大統領当時は、憲法裁判所で最終的に否決となると、むしろ弾劾を企てた野党側の強い批判が集まりました。 「国民の力」にとって今回の「非常戒厳令」はこれも”期待”できる状況ではないように見えます。 廬武鉉政権時の国会での弾劾案可決理由は「選挙法違反、側近の不正に対する責任、経済政策の失敗」でした。また当時、国会での弾劾案提出を巡って世論の一部は激しく反対しました。今回とは状況が違います。

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吉崎エイジーニョ　ニュースコラム＆ノンフィクション。専門は「朝鮮半島地域研究」。よって時事問題からK-POP、スポーツまで幅広く書きます。大阪外大（現阪大外国語学部）地域文化学科朝鮮語専攻卒。20代より日韓両国の媒体で「日韓サッカーニュースコラム」を執筆。「どのジャンルよりも正面衝突する日韓関係」を見てきました。サッカー専門のつもりが人生ままならず。ペンネームはそのままでやっています。本名英治。「Yahoo! 個人」月間MVAを2度受賞。北九州市小倉北区出身。仕事ご依頼はXのDMまでお願いいたします。

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