補足越智氏はこれまで出馬してきた東京6区で常に接戦を強いられてきた。2005年に選挙区初当選してから、落選と当選を繰り返し、直近2回の選挙では立憲の対立候補に2pt未満の小差で敗れていた。今回は不記載問題で逆風となるうえ、比例復活の目も閉ざされるため、当選が見込めないと判断した可能性がある。 今回、不記載問題で比例重複立候補を認められない見通しの候補者の中には、前回選挙で小選挙区で落選して比例復活当選していた議員が越智氏を含めて少なくとも9人いる。他にも現在落選中の候補者がいるほか、比例単独候補も、比例名簿に登載されるか不透明だ。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
「シン・情報戦略」(KADOKAWA)著者。1988年(昭和63年)山口県生まれ。2008年、報道ベンチャーのJX通信社を創業。「報道の機械化」をミッションに、テレビ局・新聞社・通信社に対するAIを活用した事件・災害速報の配信、独自世論調査による選挙予測を行うなど、「ビジネスとジャーナリズムの両立」を目指した事業を手がける。
関連リンク(外部サイト)