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除本理史

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大阪公立大学商学部教授/日本環境会議(JEC)副理事長

報告

解説全漁連の坂本会長の言葉「(関係者の理解なしに処理水放出はしないとの約束は)破られてはいないが果たされてもいない」。つまり、このまま政府が放出を強行すれば、約束を破ることになるわけだ。原発事故とその後の対応で、国や東京電力に対する信頼が低下している。岸田首相は「信頼関係は深まっている」と述べたそうだが、処理水放出の前提条件はおよそ整っていない。

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コメンテータープロフィール

除本理史

大阪公立大学商学部教授/日本環境会議(JEC)副理事長

専門は環境政策論・環境経済学。公害問題の研究を踏まえ、福島原発事故の賠償や被災地の復興に関する調査研究に取り組む。博士(経済学、一橋大学)。岩波書店『環境と公害』編集同人。日本環境会議(JEC)副理事長。

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