宮根誠司 斎藤元彦前知事〝旋風〟に顔こわばる「大手メディアのある意味、敗北ですよ」
フリーアナウンサーの宮根誠司が17日、MCを務めるフジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。この日投開票が行われ、斎藤元彦前知事が当選を確実にした兵庫県知事選にコメントした。 【写真】当確が出たものの、表情はお疲れ気味の斎藤元彦氏 斉藤〝旋風〟の背景にはSNSの影響があったとされる。宮根は「今回ひょっとしたら初体験かもしれないんですけど、SNSの力、すべてファクトがあったとは言わないけども、これには驚きました」と感想を語った。 さらに「一つ僕が思うのは、大手のメディア、例えばわれわれテレビ局、そして新聞社、これが報じないものをSNSが知らせてくれているという流れのうねりというのがウワーっと来た」と分析。 また取材によって、若い層だけでなく高齢層もSNSで情報を集めていたと分かったとし「大手メディアというのは選挙の時平等性だとか、ファクトチェック、事実の確認、裏どり、それからプライバシーの問題もある。こういうものをいろいろ考えながらニュースにするかしないか考えるわけですよね。一方でSNSなんかはそういうのをポーンと飛び越えちゃうところがあって」と既存メディアとの〝差〟を指摘した。 その上で「今回私個人が思うのは大手メディアのある意味、敗北ですよね、これは」ときっぱり。「これからじゃあ、テレビ局とか大手メディアは選挙戦をどう伝えていくのか? 今回の県知事選でわれわれが突きつけられましたよ」と厳しい顔つきだった。
東スポWEB