見解今回も鍵となるのは、議会で3分の1超の議席を持つ大統領の身内である少数与党「国民の力」に所属する議員の動きだ。国民感情と事態の深刻さ、尹大統領が辞任を表明していないことを踏まえて賛成票が増えると言われているが、同時に最大野党「共に民主党」と同じく進歩系の「祖国革新党」が中心となっている弾劾訴追案の政治的な内容(特に外交・安全保障等)に同調したくない思いから、反対、または参席しない議員もいる可能性がある。前回の弾劾訴追案では、「国民の力」は数名を除いて議会から退席したが、これは国民、民主主義制度、憲法に背を向けたと批判を受けた。今回が前回の繰り返しになるのか、または違う形で進められるのかが注目される。
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コメンテータープロフィール
長野県佐久市出身。専門は防衛政策・戦略・計画、安全保障、国際政治、交通政策。アトランティックカウンシル上席研究フェロー(米)、パシフィックフォーラム上席研究フェロー(米)などを兼任。オーストラリア国立大学アジア研究学部卒、同大大学院戦略防衛研究科修士課程修了(豪)、ニューサウスウェールズ大学大学院キャンベラ校人文社会研究科博士号取得(豪)。パシフィックフォーラム研究フェロー(米)、ムハマディア大学マラン校客員講師(尼)、釜山大学校経済通商大学国際学部客員教授(韓)、東京大学先端科学技術研究センター特任助教などを経て現職。
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韓国首相と与党代表 尹大統領の早期退陣を改めて求める
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【速報】韓国・ユン大統領に対する弾劾訴追案の採決「不成立」、投票者数が規定に達せず
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