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山口健太

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解説iPhone 14とiPhone 15の全モデルが衛星通信に対応しており、日本ではiOS 17.6にアップデートすることで機能の案内が表示され、「緊急SOS」に項目が追加されました。また緊急通報以外でもiPhoneの「探す」機能で自分の位置情報を発信できるようです。 衛星と通信するには、携帯やWi-Fiの電波が届かず、上空に雲など遮るものがないこと、といった条件が挙げられています。つながれば専門スタッフがいるセンターとメッセージのやりとりが可能になり、すでに海外では人命救助に使われた事例があるようです。 iOSにはデモ機能が用意されており、緊急通報をすることなく、実際に衛星と通信する機能だけを試せるようになっています。携帯が圏外になると予想される場所に行く際には試しておく価値はありそうです。

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  • 石川温

    ケータイ/スマホジャーナリスト

    解説日本でもついにiPhoneが衛星との直接通信に対応。ただし、SOSなど緊急メッセージの送信に限られま…続きを読む

  • 鈴木朋子

    ITジャーナリスト/スマホ安全アドバイザー

    補足本機能を試したところ、衛星通信を利用するための手順や時間を一度体験しておく必要を感じました。デモ機能…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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