補足ロックビットは早くも、名前を変えて活動する可能性があると米政府は見ています。他のランサムウェア集団と同じように、どこの国がロックビットの残党を「庇護」するかが注目されています。ランサムウェアはイタチごっこですので、ある組織が摘発されたからといって、日本企業が安全になるわけではありません。緊張感は緩めず、ランサムウェア攻撃者との交渉も含め、現実的なアプローチが必要です。
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コメンテータープロフィール
国際情勢アナリスト、国際ジャーナリスト、日本大学客員研究員。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版、MIT(マサチューセッツ工科大学)フルブライトフェローを経てフリーに。最新刊は『プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争』(文春新書)。著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』、『CIAスパイ養成官』、『サイバー戦争の今』、『世界のスパイから喰いモノにされる日本』、『死体格差 異状死17万人の衝撃』。 *連絡先:official.yamada@protonmail.com
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