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星周一郎

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東京都立大学法学部教授

報告

見解サイバー攻撃自体は国境を越えて簡単に行える一方、捜査には「国境の壁」があるため、サイバー攻撃者を検挙するのは容易なことではありません。こういった事情が、サイバー攻撃を減らすことのできない要因の1つであることは、容易に想定されるところです。 ロックビットに関連しては、従前からも国際共同捜査が行われてきましたが、今回、主要メンバーの逮捕に至ったことは大きな成果です。また、その共同捜査の一員として日本の警察が貢献していることは、今後、同様の取り組みを行っていくにあたっても、非常に有益なことだといえます。

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コメンテータープロフィール

1969年愛知県生まれ。東京都立大学法学部卒業、博士(法学・東京都立大学)。専門は刑事法。近年は情報法や医事法にも研究対象を拡げている。著書として『放火罪の理論』(東京大学出版会・2004年)、『防犯カメラと刑事手続』(弘文堂・2012年)、『現代社会と実質的刑事法論』(成文堂・2023年)、『アメリカ刑法』(訳・レクシスネクシス・ジャパン・2008年)など。

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