「自分が幸せかどうかを見つめて」──トランス女性として活躍するプロデューサーから、次世代へのメッセージ #性のギモン
Yahoo!ニュース オリジナル 特集
見解私は、「トランスジェンダー男性」です。出生時に女性として割り当てられましたが、小さい時から自分のことを男性だと自覚していました。 私自身、就活時に「そんな人は帰れ」「子どもは産めるの?」等、面接でハラスメントを経験し、帰りの電車でただただ泣いた経験があります。 これは私だけの話ではなく、トランスジェンダーは求職時に75%が、就労後も半数以上が困難が継続しているとの調査も。 一方、トランスジェンダーも安心して働ける職場づくりに取り組む企業も増えてきています。企業で取り組めることを知るための無料資料は、厚生労働省委託事業「多様な人材が活躍できる 職場環境に関する企業の事例集」や、EY Japanと認定NPO法人ReBitが共同作成した「トランスアライになろう ガイドブック」等があります。
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早稲田大学大学院卒。LGBTを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会を目指し、20歳でReBitを設立。行政・学校・企業等でLGBTやダイバーシティに関する研修、LGBTなどのマイノリティへのキャリア支援、国内最大級のダイバーシティに関するキャリアフォーラム”RAINBOW CROSSING”の開催等を行う。青少年版国民栄誉賞と言われる「人間力大賞」受賞、ダボス会議が選ぶ世界の若手リーダー、グローバル・シェーパーズ・コミュニティ選出、オバマ財団が選ぶアジア・パシフィックのリーダー選出。共著に「LGBTってなんだろう?」「トランスジェンダーと職場環境ハンドブック」等がある。